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下田市ワーケーション日記(軽バン日本一周 Suzuka)

こんにちは。
軽キャンピングカーで日本一周中のすずかです。

今回は静岡県の伊豆下田に2泊3日でワーケーションをしてきたので、そこで体験したこと、感じたことを文章にしたので読んでくれたら嬉しいです。

【目次】
①下田市とは?
②今回の滞在日程
③今回の滞在中にお世話になった場所や体験
④今回の3日間で感じたこと、気づいたこと
⑤最後に

下田市とは?

私は仕事がら日本全国に行くのですが、下田市はこの企画の1ヶ月ぐらい前に写真撮影の仕事で来ていました。

前回来た時にとてもいい町だと思っていたので今回また下田市に行けることをとても楽しみにしていました。

下田市は熱海から電車に乗って約1時間半の伊豆半島の最南端にあるとても温暖な町です。

前回は軽バンに乗って下田市に行ったのですが、今回は熱海から電車に乗って下田まで行きました。

電車の中で仕事をしながら移動したのですが、仕事をしつつ、電車から見える熱海の海の景色はとてもキレイで時間が経つのがあっという間でした。電車の中も座って仕事ができるので、電車で移動しながら下田市に向かうのもオススメです。

「伊豆踊り子」は電源もあるので電車内でのデスクワーク捗ります

今回の滞在日程

今回は下田市が主催するワーケーション企画に参加させてもらい、下田市でのワーク体験や、アクティビティ体験、カフェ散策などをさせてもらいました。

夜には市内のご飯屋さんに行かせてもらい、下田グルメを堪能しつつ、市内にある「LivingAnywhere Commons伊豆下田」という施設で地域の方々との交流もさせてもらいました。

カフェ散策の一コマ

今回の滞在中にお世話になった場所や体験

今回の下田市のワーケーションでお世話になった施設や体験を紹介していこうと思います。

【宿】
●甲州屋
https://www.facebook.com/EDYBURGERSTAND/

もともと川端康成の小説「伊豆の踊り子」にも登場する木賃宿が、ゲストハウスとして生まれ変わった甲州屋。
歴史を感じる建物に入ると、着物をお召しになられた美しい女将さんが迎え入れてくださり、最初はまるで旅館に宿泊しに来たようでした。
しかし中に入ってみると、他のゲストの方と交流してお酒などが飲める公共スペースがあったり、旦那さんやお子さんが帰宅されたときにお話させていただいたりすると、とてもアットホームで暖かな雰囲気があり「親戚の家に来た」ような感覚になりました。
お部屋は和室となっており、広々としていて清潔感があり、Wifi完備の個室でワーケーションにも向いていると感じました。
甲州屋さんのオススメポイントは、温泉があるところです。ゲストハウスに温泉がついているのは珍しく、疲れを癒すのに最高でした。お風呂に入りたい時間に合わせて沸かして下さったので、いつも温かいお風呂に入れてよかったです。

風情ある甲州屋さんの玄関
共用スペースでテレワークも実施可能

【食】
●1日目の夜

肉のうまいみせ レストランやまがた
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22003176/

下田の方は特別な日に訪れるというレストランに連れていっていただきました。
店内は山小屋風で暖かみがあり、レトロで可愛いかったです。

チーズハンバーグステーキとコーンポタージュを注文しました。
ハンバーグはお肉がジューシーとろけるほど柔らかく、とろーりチーズがかかっていてとても美味しかったです。コーンポタージュは濃厚で素材の味がしっかりしていました。

・賀楽太
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22008413/

地元の方に人気の居酒屋。瓶ビールはセルフ、料理はお袋の味という感じでアットホームな居酒屋でした。海鮮料理がとても美味しかったです。
ここに連れてきてくれた梅さんと、梅さんの息子の先生がたまたま居合わせて、盛り上がって一緒にカウンターで飲む感じが、ローカルを感じれてとても良かったです。
また賀楽太のお母さんに会いに、何度も訪れたいです。

賀楽太の外観

●2日目に行ったカフェ
・ギャラリーアンドカフェ草画房
http://www.sogabo.com/sogabo.html
ペリーロードの一角にある大正時代に建てられた古民家をアトリエに構え、土日祝のみ古民家ギャラリー兼アトリエカフェとしてオープンしている草画房さん。
古民家の雰囲気が落ち着いて、ついついゆっくりしてしまいました。コーヒーやケーキの器がとても可愛くてテンション上がりました!カフェラテが美味しかったです。

●2日目の夜
・魚助
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22003026/

アットホームな海鮮居酒屋。釣った魚を持っていって、調理してくださりました。さすが料理人の方に調理してもらうと、焼いてるだけのようなのに、めちゃくちゃ美味しかったです。
お刺身や、下田名物・金目鯛の煮付けなど、美味しい料理がたくさんでお酒がグイグイ進みました(笑)

【体験】
●1日目の下田市内観光
・伊豆白浜神社
http://ikonahime.jp/

2400年の歴史を持つ、伊豆最古の神社。縁結び・恋愛力アップにご利益があるパワースポットだそう。
透明な海と白い砂浜が美しい白浜海岸には、崖の上に鳥居があり、この日は海が中々しけ手たのもあり、みんなは登るのを渋っていたけど私はせっかくだからと裸足になってお参りに行きました。笑
以前きたときは知らなかったので、今回ここを知れて良かったです。下田にきたら絶対に訪れるべき絶景スポットです。

下田神社の鳥居

・ペリーロード
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/100100midokoro/110766.html

幕末にペリー提督一行が歩いたとされている道。
古民家カフェや、ギャラリーなどが立ち並ぶ異国情緒あふれるレトロな町並みが素敵でした。枝垂れ並木と石畳、石造りの洋館が特徴的で、歴史を感じることができます。
どこを切り取ってもレトロ可愛い写真が撮れるので、たくさん写真を撮ってしまいました!

●2日目「船釣り体験」

朝日と共に出港する船釣り体験。3時間の釣りは意外とあっとゆうまでした。
船釣りは初めてでしたが、釣り道具の使い方は意外と簡単で、初心者の方でもオススメです。今回は海況があまり良くなく、1匹しか釣れませんでしたがまたリベンジしたいと思います!
この日に釣った魚は夜に「魚助」という居酒屋で調理してもらって食べました。下田は釣った魚を持っていくと調理してくれる居酒屋が何店舗かあるので、それもオススメです。

【その他】
●LivingAnywhere Commons伊豆下田
https://livinganywherecommons.com/base/izu-shimoda/

下田でワーケーションするなら、ここを拠点にするのが良いと思いました。伊豆急下田駅徒歩7分、港と海を望む立地で、コワーキングスペースとしても宿泊施設として利用できるのがポイントです。ワークスペースと交流スペースがきっちり分けられているため、仕事したい方は集中できるし、交流したい方は周りを気にせずお話できるのが良いと思います。

LAC利用者さんや地元の方々が集まる交流会に参加させていただきました。初めましての方がほとんどだったにもかかわらず、気さくに話しかけて頂き、皆さん暖かくてうれしかったです。次は「ただいま」って言いに下田にまた帰る理由ができました。

今回の3日間で感じたこと・気づいたこと
前回仕事で下田市に来た時は観光地としてとてもいい町だなという印象を持ちました。
いわゆる「フォトスポット」が意図的にたくさんありますし、伊豆の圧倒的な自然はとても映えるので、女子ウケもするだろうなーと思っていました。

今回の3日間は下田市のローカルの方々とたくさん交流させてもらい、観光としての魅力はもちろんのこと、町で出会う人の魅力をとても感じました。

軽バンライフを行なっていると、訪れる地域に行く前に、その地域の知り合いを友達などに紹介してもらい事前に連絡を取って地域に行くことが多いです。

今回の下田では事前に友達に連絡したわけではないのに、会う人会う人「私のこと知っている人かな?」と思うぐらいいろいろな話をすることができました。

1日目に行った「がらくた」のお母さんと人生について語ったり、3日目に行ったパスタ屋「どさんこ」のオカミさんと話し込んだり、普段の軽バンでの旅とはまた一味違う個性的な地域の方々との出会い方がとても印象的でした。

初めて旅で訪れる人にも優しい町だなという印象をとても感じる時間でした。

もし次回来ることあれば、1週間ぐらいいてもっと下田市という町を深く堪能したいと思いました。

仕事→60%
アクティビティやバケーション→40%

ぐらいの割合で過ごしたいなと思っています。

今回は2泊3日という限られた時間の中で仕事したり、下田市のアクティビティをさせてもらったりという感じだったので、もっと長く居ていろいろな場所や人に出会いたいと思いました。

軽バンで車中泊しながら、下田市の様々なワークスポットで集中して仕事しつつ、サーフィンや釣りをしたり、夜は下田の居酒屋などに行って地元の人たちと飲んだり、話したりできるとより充実した下田ライフになるだろうなーと想像しています。

軽バンの魅力は「宿泊代がかからない所(※駐車場代は場所によってはかかります)」なので、移動費(高速代・ガソリン代)と食費合わせて30,000円〜40,000円で行けてしまうのも下田市の魅力だと思いました。(次回は軽バンで旅をする際のスポットも調べて共有したいなと思いました。)

「ご飯は何とかするから!」と言ってくれる大らな人柄や、気前のいい人たちと今回繋がれたので、ご飯代は一度町に飛び込んでしまえば何とかなる気がしています。笑

最後に
下田市を一言で表すなら「何度でも帰ってきたくなる町」。

軽バンで旅をしていくなかで、様々な地域に出会ってきました。

女性1人の旅では知らない人と出会い、その人についていくということはなかなかハードルが高いなとも正直思っています。

ただ、下田市の場合は、町のウェルカム感、人の大らかさ温かさなどをどこに行っても体感し、勝手にですがとても安心感がある町だなと思っています。

「LivingAnywhere Commons伊豆下田」があることも大きく、「あそこに行けば地域の情報や、知らない人とも安心してまずは繋がれる」ということを今回体感できたのは大きかったので。まさに“伊豆下田の旅を始める玄関口”という部分と言った感じです。

次回来る際にはひりぞ浜やなべた浜に行って素潜りをしたり、白浜でサーフィンをしたり、夜は町に繰り出して地元の方と飲みながら、また人生などについて語ったりしたいなと思っています。
今回は行けなかったですが、地元の人に誘ってもらった「ディープなスナック」に付いていき、そこできっといるはずの「名物ママ」にも会ってみたいと思っています。笑(そんな人が絶対いるだろうという期待をいだかせてくれるのが下田市の魅力でもあると思います。笑)
皆さんもぜひ一度「下田沼」に足を踏み入れていただくことをオススメします。

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