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4話 ベーシックインカム失敗事例

Living with BI 〜ベーシックインカムがある世界〜

これは、ベーシックインカムが実施された近未来を想像した物語です。

ベーシックインカムについて調べていると、ネットで必ず見つかるのがナウル共和国の事例です。

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ナウル共和国は世界で3番めに小さな国で、大きさは琵琶湖の4分の1くらい。東京オリンピックには2名の選手が参加していました。1968年に独立し、リン鉱石の利益を還元する政策を始めたのですが、資源が枯渇して破綻した例があります。これは単純にお金を配るだけではベーシックインカムは続かないことを説明するのに役立っています。

現在、様々な人が提唱しているベーシックインカムは、財源もですが、恒久的に給付するための仕組みがどんどん提案されています。それにはマクロ経済理論など難しい言葉も出てきますが、破綻しない仕組みの一端でも次回説明できればと思っています。

ところで、このナウル共和国ですが、日本で人気が上昇中です。「ナウル共和国政府観光局(公式)」Twitterのフォロワー数は、この記事を書いた2021年8月22日時点で25万人を超えています。興味がある方はぜひ覗いてみてください。

「ナウル共和国政府観光局(公式)」Twitter

https://twitter.com/nauru_japan





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