幸福を失うまでの一年間と、その後の話
今年も破滅の話をします。
元気なアドカレ略して元カレ10日目の記事です。
9日目のありおりさんと合同の記事『写経振り返り』の後編になります。
というわけで昨日の破滅前篇。これの続きです。これを読んでいただかないと結構わかんないです。
こっちは読まなくてもいい去年の破滅です
写経振り返り
それではやっていきましょう。
ありおりさんがまとめてくださっているログです。
この記事はもうなんもかんもありおりさんのテンプレートに従って乗っかる形で書いてるのでお察しの通り私は超絶楽をしていますがここからは俺が振り返りをやらなければならない。
2021年6月
・特訓
何の特訓かと言うとミツルくんのハンター特訓ですね。
真城はこんなんだけど一応ミツルくんに特訓をつけられる実力があります。でも生物としての仕組みが違いすぎ、教えるのも別にうまくないのでとにかくしばいて身体に覚えさせる特訓しかできません。
特訓は本編でもやったことなので、対比するか~という色もあります。
なんで? わかりません。
・スコーン作り
料理回だ~。日常と言えば料理みたいなとこがある。
これは我々もスコーン作らされたけど正解がわかんなくて首捻ってたので同じレシピで作ったミツましもそうなりました。
ミツましのがフランさんの家でいいスコーン食ってっから食の経験で負けてるんだよな。
スコーンは雑にであればあるほどいいのが一般論らしいんですけど、ミツましは結構夢中になってちまちまやっちゃうタイプなので相性悪いと思います。
料理回、基本ミツルくんに料理っぽい作業してもらって真城の方は簡単な雑用請け負うんですが、この回はひたすら無心で生クリーム振ってクロテッドクリーム風にしてた。
2021年7月
・七夕
星型フルーツのフルーツポンチ作ってにんじん星型にしたカレーと食べるだけの回が前後篇に!?
とにかくこいつら料理の手際が悪いというか……真城がもたつくからそのもたつく真城を見てるミツルくんも手を止めてしまってどんどん遅延していくというか……。ありとあらゆる料理、ミツルくんが一人でやった方が多分早くできる。
まあいくらでも時間に余裕がある上に料理を食べることではなく二人で料理をすることを目的としているので本人たち的には無問題なんですが……。
生活をやっているので季節イベントはなるべく楽しんでいこうと思ってる二人(というかミツルくんが)なんですが、魔女なんてもんと戦ってると七夕の願い事にあんまり無邪気になれないんだよな。
・真城が泣く
ノルマみてえなあやし回。
もうこれ本当に茶番なんですけど、本人たちもPLも茶番だなって分かってるんですけど、それでも避けて通れないので諦めてやってる茶番みたいなそういうとこがありますね。
言ってることにも言われてることにもまるで新鮮さがない……。
でもこういう茶番を繰り返していることは間違いないし、そうである以上は写経で出力しておかないと嘘だから……。
・かけひき
うわーっどっちが勝ってもどっちが負けても結局セックスオチになるしかないかけひきの回だ!!! なんでやったの!?!?
この回はとにかく真城の負けぶりがすごくて……。
こんな負けることある? あるんですね~。あってしまった……。ひどすぎて思わず全部のダイス過程載せてしまったよ。
別件でやってた別カプのかけひきでは私がやってる攻めが情緒0のまま勝ったりしたんだけどな……っかしいな……。
RP的な内容ですか? もう最初に全部書いたからそれでいいですよね? 忘れてください。
・ピザ作り
餃子の皮でピザ作る回。
真城があんまりものを量食べられないので、ピザって結構ハードルが高いんですよね。頼むとでかいのが来るし……ミツルくんが食べるにしても限界はあるし……。
なのでとりあえずネットでレシピ見つけた餃子の皮ピザを試してみるかの回です。
これ簡単だし思ったよりピザになっておいしいのでオススメです。
・夏風邪
ガンガンにクーラーきかせた部屋でセックスして寝落ちしたミツルくんが熱出したので真城が看病する回です。
言ってて嫌になるな。夏風邪は馬鹿がひくって言葉知ってますか?
冬の風邪回でもそうなんですが、真城は自分が動くしかない状況に追い込まれると途端にてきぱき動く。いつもそうであってくれ。
あと力があるから介護全般がとにかく苦ではないんだよな。
落ち込みはします。自分のせいでミツルくんに風邪をひかせてしまったと思うので……。
・7月の狩り
ああっ青姦回!!!! バカ!!!!!!!
バカの回しかねえのか!? ほんとに耐え難いな……いやっセックス寝落ち夏風邪からの青姦!?!? バカ…………。
でもこんな背徳塗れカップルが狩りやっててうっかり背徳壊されてヤっちゃわないかと言われるとするからしないと嘘なんだよ青姦。そんなことある? あっとるが……。
相手がどういう魔女かね~ダイスで決めたんですけど色欲の魔女になっちゃってね~ハハハワハハ……ハァ……。
最終的に青姦キメたのを魔女から他の狩人たちに暴露されました。
狩り自体は普通に終わって大怪我も入院も回避したんですが、真城がよくわからないフリーズモードに入ってミツルくんが手をこまねいていました。
・7月の狩りのあと
真城のフリーズモードがなかなか解除されずにミツルくんが困る回。
こうなるんだな……と私も思いました。私は真城の行動原理が分からないまま真城を動かしています。
真城の色んな駄々や泣き言に対応してきたミツルくんでしたが、こういうモードに入るのは初めてのことだったのでかなりどうしよう……になっていた。PLもなってた。解除にどれくらいかかるのかわからないままRPしてた。
イチャついてはいるんだよな。
なんか特別に何かするでもなく、いつまでかかるかわからないままなるべく日常をやっていくぞ、という感じで本当に先が見えなかったなこの時。
最終的に夜の散歩とか行く流れになって、二人で手を繋いでなんかてくてく歩いて……。
なんか一回こうなるとあとはもういつもの流れだなって感じだったな。
一連の流れ、真城としては例の件を正面から受け止めると傷つきが発生してしまうのでそれを避けるために感情スリープモードに入ったし、ミツルくんもその解除を促すことは真城を傷つけることとイコールなので踏み出せずにいたわけですが、こういうのは時間で解決するしかないんだよな……というのが実感された。
いやっいちいち縦になげぇ~。
一度真城が駄々っ子になってしまえばあとはミツルくんが受け止めればいいだけなので話は早かったですね。早くはないだろ……いや早いかも……。
2021年8月
・複合商業施設にて
迷子の子供を保護する回。
ミツルくんは令和の攻めなので受けが子供になつかれても嫉妬したりしない。
子供を親に送り届けてから二人でジェラート食べたんだけど、北海道のジェラートをPLが食べる手段はないため、架空の食レポしたくねぇ~~って呻きながらやってました。
・ピザ作り2
前は餃子ピザを作ったけど、今回は生地から作る普通のピザ回です。
ミツましはもくもくとピザの生地こねたりするの好きだと思う。
これをやるために買った強力粉を私はまだ消費しきれてません。
・遅起きの日
日常回。
めっちゃヤって寝落ちて遅起きしてだらだら過ごす回です。それが日常なのか? そうだよ……。
実際なんもないだらだらした日は結構あるだろうし、やらないと嘘だよね、という趣旨でした。だいたいのものはやらないと嘘だよねという気持ちでやっています。この写経そのものが……(そうか?)
日常回なのにめまいしてきたな。日常回だからか? いやなんで毎回頭と身体を洗ってもらってるんですか? わかんねえよ……。
この回は真城がミツルくんの身体を洗ったりもしました。洗ったりもしましたじゃないんだよ。洗ったりもしてますが……。
あとは昼飯に真城が味噌汁作ったり常備のローストビーフ食ったりしてた。常備のローストビーフ!?
・牧場
牧場に行く回。
実際行けないのでまあレポとか動画とか見つつのRPです。コロナさえなければ札幌行ったんですけどね……。今でも落ち着いたら行こうねって話はしてます。
TRPGで自分の知らない体験をキャラにやらせるときは物語的意義を求めてのことだからざっくりするのに抵抗ないんだけど、写経でやる体験はなんか体験RPのための体験RPだから、わからんことを曖昧にやるのがなんか難しいというかやりづらいというかで悩ましいんだよな……。
架空の食レポもやらされるし……。
色々楽しんだけど最後はイチャついて終了! バカ!!
・かくたこ
かくたこ作った。これ作ってみたけど折り畳むの思ったより難しいんだよ。
このあとめちゃくちゃきれいにひっくり返した。(彼氏……)
・散歩
ぼんやり散歩する回。
真城が陽射しに弱いので天気のいい日よりもちょっと曇り空の日の方が散歩に出やすい。この日はそういう日でした。(まあまあ札幌の天気をチェックしながらRPをやっている)
散歩しながら札幌にいられるのも残りそう長くないね、どっか行こうか、という話をしたので、その次の藻岩山回に繋がります。
・登山
というわけで藻岩山に登りました。
超詳細に登山コースの様子撮ってくれてる動画があがっててめちゃめちゃRPに助かった。し、やたら綿密に登山の様子をやってしまった。
このあたりから写経するのにYoutubeで結構動画検索するようになりました。わりとなんでもあってスゲ~って思った。
・8月の狩りの後
狩りをどれくらい無事に済ませられたかをいつもダイスで決定しているんですが……。
というわけでミツルくんは利き腕を怪我しました。この札幌出る直前の土壇場で……
このタイミングでのミツルくんの怪我、キツいんだけど、そのあとしばらく真城が家事全般を請け負うようになったんですよね。
なので生活能力がゼロだった真城がミツルくんと過ごして生活能力を得たことの総括になった、という意味では悪くなかったなと思います。
まあ……その真城も……(やめろやめろやめろ!!!!)
・カレー作り
というわけで家事の一環としてのカレー作り回です。
カレー、二人の思い出のレシピになっているので……作るのも簡単だし……。
見守られながら淡々と行程をやる回だな~。日常なので……。
毒にも薬にもならない日常が一番幸せなんだよな……。
”終わり”が見えてきているため、”終わり”を意識した〆がこの頃から増え始めています。死。
・イチャつき
セックスしたいけどミツルくんが怪我してるからセックスしない方がいいと思って真城が距離を取ろうとするとミツルくんがそれを察して即座にセックスに持っていく回。
説明終わりましたね。もういいですか?
・観覧車
なんか札幌に観覧車あるらしいから行っとくか~の回。
これもYoutubeに動画あった。助かる~。
とはいえ藻岩の夜景も藻岩ロープウェイも強すぎるので、藻岩行った後に観覧車から夜景見てもな……みたいなとこはあったんだよな。
・唐揚げ作り
真城が一人で料理するぞの回をもう一回くらいやっとくかの意図。
唐揚げは例の揚げない唐揚げです。まあまあ初期に作ってから多分二人の間の定番メニューになってる。藻岩のお弁当にも持っていってるし。
・イチャつき
またイチャつき回かよ! もういいよ! とPLは思わんでもないのだがそういうカップルだからやらないと嘘なのである。
今度はなんかまあイチャつき回っていうかノルマ回っていうか、真城がミツルくんの怪我を再確認して落ち込む回というか、結局あやしてもらう回っていうか……。
マジで定期的に”そう”であることを再確認させられるようになってきてるので本当につらいな。まあ本人たちはいつも通り過ごしてるだけなんですけど……
・抜糸の帰り
ミツルくんの抜糸帰りにスーパー寄って買い物して帰るだけの日常回。
箸休めみたいな回ですね。箸休めみたいなRPもちょこちょこしないと精神負荷に耐えられなくなっている趣がありますね。
2021年9月
・9月の話
ミツルくんの怪我の手当てをしつつ9月どうしようか~の話をする回。
そろそろマンスリーを出る頃なのでそのあたりの相談をね……。
やっぱり旅暮らし向かないカップルすぎるんだよな。
もの増やさないようにはしてたけど、調理器具とか生活用品とかレンタルじゃないものは捨てなきゃいけなくて、それにもいちいちしょんぼりしちゃってるし……。
・大掃除
というわけでマンションの大掃除をするぞの回です。
そんな汚してないしどうせ清掃業者入るだろうけど、それはそれとしてちゃんときれいにして行きたいね、みたいなタイプのカップルなので……。
ミツルくんの腕の抜糸は済んだしかなり動かせるようにはなったけど、完治したわけじゃないので、真城が結構てきぱき働いて分担作業になった。ミツルくんずっと怪我してる方がいいよ。そんなことはないだろ。
低温調理器とか使い切れなさそうな調味料とかまだ使えるタオルとかを捨てるのがもったいないよ~してたら彩花が引き取ってくれるというので甘えている。
これもだいぶ作業回なんだよな。ミツましはもくもくと作業するのが大好き。感謝を込めて掃除するのとかもだいぶ苦じゃない。私は苦です。
終わった後に夕張メロンゼリー食い始めてまた架空の食レポやらされた。まあでもいいもん好きなだけ食え……という気持ちは常にあります。おいしくて量の少ないゼリー、真城向きデザート。
・最後の料理
最後の料理、本人たち的には札幌最後の料理回なんだけど我々としてはマジの最後の料理回なんだよな。
メニューはビーフストロガノフです。真城がミツルくんの家に行った時に適当に挙げていたのを、クリスマスのときに満を持して作ったメニューを再びチョイス。
料理回って結構作業RPが多いので抽出してもな~みたいな部分が多いんだよな。写経自体そもそも全部そんな感じだけどな。全部前フリだからな……(ヤダッヤダッヤダッ)
・マンスリー退去
というわけでついにマンスリー退去です。
この頃は本当に毎回こいつら本質的に旅暮らし向いてねえ~を噛みしめていた。すぐしょぼ……になりくっつきあい……寂しい……になり……そんなんの繰り返し。お互いがいればいいだろ!(お互いがいればいいんですけど……)
・函館
函館ちょっと調べたらなんかオモロげだったしせっかくだから回ってみる? の回。マンスリー入居前にも多分函館は通ってるけど、そのときは恐らく通過するだけで終わったので……。(寒いし早く巣が欲しくて……)
例によってYoutubeの動画とかが超役に立った。観光地の動画めちゃめちゃあってすごい。
朝市行ったり海鮮丼食べたり路面電車乗って五稜郭タワー行ったり足湯浸かったりロープウェイで函館の夜景眺めたりした。色々してんな……。
めちゃめちゃめちゃめちゃ今更なんですけど、あな花世界線はコロナ禍のない(あるいは発生が数年遅れている)世界線という感じでやっているので、ミツましは割とのんびり観光ができています。
・温泉旅館
ウワ~~~温泉旅館回だ! 俺たちが行きてえが~~~っ!?
真城が体質上他の人と温泉に入れないため、温泉に入るなら個室付き旅館であることが大前提なんですよね。かつそこでケチるくらいならそもそも旅館に泊まる意味もないし、せっかくだから奮発するだろうと思ってかなりいいとこの旅館をとったRPをやりました。
でもやっぱり前半と合わせて振り返ると色々落ち着いてはいるなと思います。真城の落ち込むのもあとすぐヤっちゃうのも……いや、このあとヤってはいるでしょうが……ヤってはいます。旅館でヤらないカップルなはずない。
あと食事もめちゃめちゃいいやつ食べたに決まってるんですがそんなRPしたくなさすぎて当然スキップした。
圧倒はされてたけどなんだかんだのんびりゆったり過ごしはしたと思います。良い思い出になってるよ……ウウッ(苦悶)
・9月の狩りの後
最後の狩り後回。この回はミツルくんが判定に成功した。えらい!
狩りの直後だしビジホの狭い風呂なので個別にさっさと風呂に入ってる。これもえらい。えらくはないよ。
・道の駅にて
八崎市に……寄ることを決める回……ですねぇ……。
道の駅のフードコートで肉盛り丼を食べたりもした。二人で分け合って……。
これから起こることをPLは知ってるのでこんなRPしたくなさすぎたな。でも二人は何も知らないし、真城も色んな人に挨拶できず家も放ったらかしのままミツルと駆け落ちしてしまったわけで、いつかは整理をつけなきゃいけなくもあり……。
真城から言い出せるわけがないのでミツルくんが言い出すことになるんですが、ミツルくんはここで言い出したことを一生後悔するんだろうなと思うと暗澹たる気持ちになる。
・水族館
水族館回。
これもYoutubeに動画めっちゃ上がってて大丈夫か? って思った。イルカショーまるまる上がったりしてたけどいいの? 助かったけど……。
この回はあな花後日談をやる前にやった海回こと4.9話に繋がる回なので、そういう引きになりました。
2021年10月
・ラブホテル
ぶっこいてたらホテル取れなくてラブホに入る羽目になる回。
どういう部屋に入る羽目になるかをダイスで決めたらよりにもよって全面鏡張りの部屋を引いてしまい、全然そういうムードじゃなくなって一周して助かりました。助かったのか?
いやほんとにこういうので盛り上がるタイプのカップルじゃなくて助かったなとは思いました。性癖がプレーン。真城はプレーンかどうかは厳密には怪しいけど……(ミツルくんがドドドドプレーンなので……)。
全面鏡張りでちかちかきらきらなので、視力がいい上に夜目もきく真城が圧倒されていた。
ら、ミツルくんが介護モードに入ってしまった……。(このあとずっと真城に目を閉じさせているのをミツルくんが介護し続けるRPに……)
真城はきらきらちかちかが目にきついというのは勿論あるんですが、ラブホにいる自分の姿を見せつけられるみたいなのも結構精神的なきつさがあり、ミツルくんの介護に甘えっぱなしだったなと思います。
まあそもそも常にミツルくんに甘えっぱなしなんですがこの生き物……。
・ファミレス
ファミレスで間違い探しする回。
自分たちでもやったけどクソみたいな引っ掛けに「これはマジで許せねえ……」「カス」「アアッ殺す!!」みたいなうめき声あげる羽目になった。一応10コ見つけるまで粘りましたが……。
ミツましは我々より上品なので罵倒とかはしません。
特に難易度の高い3つについて、それぞれ難易度に合わせたマイナス修正つけた上で《見る》と《閃く》両方の判定に成功したら気付けるということにしよう、となって判定したんですが……
ファミレスでファンブルして余裕なくさないで。
・八崎到着前日
最後の回。
え? 急に最後? ちょっと前までラブホでファミレスだったが? みたいな感じなんですが、急に最後なんだよな。何故なら彼らの最後は急に訪れたからです。
後日談を二人が八崎市に到着するシーンで始めた以上、それ以降の時間軸には触れるべきではない、という判断により、八崎市へと出発するシーンを写経のラストとするのが相応しいという結論になりました。
というわけで、これが終わりの回です。故郷に帰ることになるという意気込みは多少あれど、それ以外はなんにも特別なことのない普通の回。
それでも流石に真城は緊張してますね。当たり前なんですが……。
真城は日本中で大量虐殺を起こしてきたに等しい存在ですが、特に故郷の八崎市での被害は段違いなので……。
なんっっっっにも・・・・・・・・・・・・・・・・
とくべつなことがなくて・・・・・・・・・・
いつもどおりで・・・・・・・・・・・・・・・・
終わるんだな~。終わりました。終わり終わり。マジ? 未だに終わった気がしないというのが半分くらいはあります。いや、終わったんですが……。
番外
さる12/6がありおりさんの誕生日なので、最後の回、10/12の夜に時間軸を置いた真城視点のモノローグを収めました。
これを書き終えるのがこの真城を動かす最後になるんだろうな、という自覚のもとに書き終え、最後になったなあ、と思っています。
夜高ミツルが一人きりと選んだ真城朔は正真正銘死亡して、もうどこにもいません。動かすことも二度とないでしょう。
いつものあした
それはそれとしてこういうのの用意がある! なんで!?!?(悲鳴)
これは来年以降私とありおりさん(と各参加者)の予定が落ち着いたらやる予定の五年後IFのやつで、その、そういう、わからんどうなるか何もかも……。参加者は集まってしまったので多分やりますがどうなるかに関してはもう……。
前後篇予定でざっくりとストーリーラインは決まっていますが、そのストーリーラインに沿って進むかどうか、どう落ち着くかなんてのはもう私にはわからないので……自分が回すセッションがどう落ち着くかわかってたらこんなことになってねえんだよ!!
夜高ミツルがこの写経において一年間を過ごした真城は、彼がただ一人きりと選んだ真城です。
「あなたへの花」本編の間、夜高ミツルには「都合のいい真城」の像が幾度となく提示されてきました。人間の真城。大量虐殺の罪を犯していない真城。夜高ミツルが人生の責任を取る必要のない真城。
夜高ミツルはそれらの真城像を全て振り切り、どんなに罪を犯していても、生きるのに難儀な体質をしていても、自分が一緒にいたい真城は一人だけとその手を取り、自らの全てを擲って真城を救い出し、共に旅をしてきました。
その真城はEX「禍災」の日に死にました。
夜高ミツルがただ一人と選んだ真城朔は何があっても戻りません。それを彼は知っています。もっと一緒にいたい、帰りたい、死にたくないと願いながら死んだ真城に、これ以上何を報いることも叶いません。喜ばせることも。笑わせることも。
このIFセッションがどのように進もうとも、夜高ミツルが望んだ真城朔が戻ることはありません。
でなければこのIFの物語は成立しません。させてはいけません。
このセッションにおいて、夜高ミツルに問われることは一つです。
あなたはただ一人と選んだ真城朔を裏切るのかどうか。
自分が望む真城朔はあの日に死んだ彼一人だと、夜高ミツルが願いを拒むのならばそれでも良いでしょう。
しかしあの真城ではない真城を望んでしまうのなら、自分が生きるための拠り所としてしまうのなら、それは紛れもない真城への裏切りになるでしょう。
夜高ミツルの誕生日にあなたへの花を選ぼうと、心の中で密かに考えていたことを告げぬままに死んだ真城朔への。
GMとしてはどう転ぶにせよそれが物語であるので、その物語に真摯にやっていく他ない心構えでおります。
夜高ミツルの後輩PCを担当してくださることが決定しているPLの皆様もそれぞれ力強い命題を持ち込んでくれそうなので楽しみです。
それはそれとして、今この記事書きながらもだばだばに泣いてる始末なので、GMしながら地獄のように泣くと思います。
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