自作詩を読む①


elapse 2024.2.10

自作詩を振り返り、吟味してみたい。

今日は、3月までオンラインで通った詩の教室に提出した詩の中から、
「帰り道」をテーマにした詩。
なお、この詩はもともと4連に分けていた。講師アドバイスを受けて1~3連目をまとめるかたちに修正している。

教室での合評は、詩に何が現れているかをみて「いいところをみつける」を性分とするルールがある。
書き手からの講評では、
幻想的、ラストに緩急があり異化している、
動詞を分断する空隙が効いている、
また、「自己言及的なところがおもしろい」という指摘があり笑ってしまった。

講師講評のポイントは、
「時間の経過」を耳で感じるというモチーフ
空隙がそのままダンスの足跡をあらわしている
空想するようなステップから具体的な描写へ移る
緩急がある
連をつなげるとダンスの疾走感がでる
ためらいがちに言葉を紡ぐ印象がある
散文詩に挑戦するといい
などの言葉をいただいた。

言葉への戸惑いがあけすけにばれている面と、それを表現に変えている面とが、見えている。空隙がステップのようという印象や動詞の分断については、書くときに無意識だったような気もして指摘が楽しかった。
書いた後に何度か声に出して、音と視覚で空隙をつくったのだったと思う。

語彙が未熟な印象があると思うけど、遊んだところが伝わった手応えがあった。


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