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イタリア旅日記4 DAY3 ローマ3

今日も早朝に起きてしまった。朝の4時に起床。
昨日0〜2日目まで連投したので、今日は「昨日のこと」を書く。
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ローマ3日目は、時間の決まっている予定が「17時10分コロッセオ見学予約」だけだったので、朝はのんびりしようと決め、子はグースカ寝て、私はブログを書いた。
7時半頃子が起きてきて朝ごはんを食べる。

スーパー「CONAD」ブランドで揃えた。最安値なり。

コーヒーはスーパーでは「ネスプレッソ」的なカプセルのばかり売っていた。ローマのアパートメントには手動のエスプレッソマシーンが置いてある(ガス火にかけるやつ)から普通の粉を買うか、しかし他の宿でカプセルのマシーンが置いてあることも考えられるな・・・ということで、インスタントのカプチーノを買った。あと私が大好きなカモミールティーと、普通の紅茶。

朝食。やっぱりCONADブランドのヨーグルト、ブドウ、インスタントカプチーノと、前日・前々日の残り

カプチーノにパンを浸しつつ、ハムやチーズを食べる。しょっぱい系と甘い系ちゃんぽんごはん。自炊は自由なことができるから良い。

「天使と悪魔」を見て「ここ見たねー!!」などと楽しんだ後、昼前に出発。
昨日バス停でバスを待っていて分かったことは「8番バスはしょっちゅう来る」ということで、8番バスを調べたら、本当はトラム(路面電車)のようであった。
そう思ってから道路を見てみると

トラムの線路があるところで工事中だった

それで代わりにバスが走っているのかー。
謎が一つ解ける。

あともう一つの謎がこの看板。アパートの前の病院のバス停のところにある。

棺桶安いよってこと?と子が言うが。

太字Meno di・・の部分はスペイン語に訳しても日本語に訳してもニュアンスがよくわからないが、その下の段の部分は、Il funerare は葬儀ってことみたいだから「ローマで最も安い葬儀」と読める。(「エコノミコ」が「安い」っていうの覚えやすくていいね。)1250ユーロで安い葬式できるよってことだよね。
病院の前に葬儀屋の看板って、イタリア人は死に対しておおらかなのかな?なんとなく新鮮な気持ちがする。

ともかく8番バスに乗って、終点「ベネチア広場」に行った。
私はベネチア広場は「バス停」だと思っていたのだが、着いてみると何やら巨大で美しい建築物があった。

「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」だって

後で調べたらすごく有名な建物だったのだが、「なんだか知らないところになんだか知らないスゴイものがあった」という時の感激に勝るものはない。
真っ白で美しく、とにかく巨大だった。
工事中だったこともあってか、観光客はそれほどでもなかったのも良かった。無料だったし!

苔が美しい噴水

そのあと、買い物などしてみたいという子の要望に応えて、有名な「コルソ通り」というブランド通りに向かって適当に歩いてみる。
観光客がゾロゾロ歩いているのでなんとなく流れに乗って行くと

トレビの泉に着いた

人は多かったが6年前に上の子と来た時よりは少ない気がした。
そのあとコルソ通りで買い物。イタリアのブランドショップはめちゃくちゃ強引で「これ着てみろ」と子に勝手にどんどん着せていって「イッツ・ミラノスタイル!」とか言うので面白かった。私は完全に「英語もイタリア語もわかりません」の体で薄笑いを浮かべやり過ごす。子は果敢に英語と日本語のちゃんぽんで「でも大丈夫。いりません」の表明をしていた。

時間になったのでスペイン広場からメトロ(地下鉄)に乗る。

意外と空いていたスペイン広場。

「メトロではスリに注意!」みたいなことを事前学習していたので、最高警備体制で挑んだ。その甲斐あってか、逆にジロジロ見られたくらいで(きっと他の人も警戒していたのだと思う。別に私達がアヤシかったわけではない)スリには合わなかった。乗り換えて「コロッセオ」駅まで行く。はー、ちょっと緊張した。

コロッセオはネットで予約をしておいた。これは英語で子にやってもらっておいた。家でチケットを印刷しておいて持参。コロッセオは時間予約制。隣のフォロ・ロマーノはいつでも入れるので、先にフォロに行く。

人生3度目のフォロロマーノ

ローマ時代までの人間史が大好きなので、ここはいつでもグッと来る。
ゴロゴロザブザブ、適当に置いてあって「遺跡なんていくらでもありまっせ」という感じも良い。

パルティーノの丘にも昇り、Googleマップで調べた後、一番都合の良い出口から出てコロッセオに行く。子(上)と来たときは移動にものすごい時間がかかった記憶があるので、スマホの偉大さを思い知る。

スマホのおかげで予約時間の20分前くらいに着いてしまったので、ダメもとで入り口に行ってみたら、問題なく入れた。適当なんだね!イタリア人バンザイ!

自撮りしてたら勝手に入ってきたお兄さんと。

「もうメトロには乗りたくない」ということで意見が一致したのでバスで帰る。
昨日の反省として「帰る前にスーパーには寄っておく」というのがあったので、バスの乗り換えの地点でスーパーを探して夕食を買うことにした。こういうのもGoogleマップでちょっと探せば出てくるから簡単にトライできる。
スーパーに向かっていると美味しそうなケーキ屋さんがあったので休憩する。

ラテアートじゃなくてチョコメッセージってところが良い

ケーキは自分で選んだが、コーヒーはほぼ強制的に「はい!カップチーノね?はい!あなたもカップチーノね!」と決められる。まあいいんですけどね。全部で8.5ユーロ。

そのあとスーパーに行ったらデリコーナーが美味しそうだったので、そこで野菜のお惣菜を買う。やっぱりグラム感が分からないので「このくらい?」「あー、もうちょっと?」みたいなやり取りで買ったら結構大量になってしまって全部で10.09ユーロになった。

右下のが今日のお惣菜。ほうれん草と、トマトとナスの煮物と、ロシア風サラダ
皿と並んでると大きく見えないが、深さがあるのでかなりずっしりしている

初日のパスタの残りを茹で、他の残り物と一緒に食す。
そしてこの野菜のお惣菜が、なんというか、「んー・・・?これは・・・どういう気持ちで食べればいいんだろう?」という微妙な味で2人でちょっと困る。醤油があればなんとかなるのではないか?という結論になったが醤油などは持ってなかったので、「パスタに混ぜれば食べれる」とか「野菜不足を補うために買ったのだから別に美味しくなくてもいいではないか」とか「脳は喜んでないけれど身体は喜んでいる気がしてきた」とかあれこれ言って食べたが、3分の1くらい残ってしまった。ローマは今夜で最後なので、「これって・・明日の朝に食べることになるのかな・・・」という気持ちを残しながらとりあえず冷蔵庫に戻す。子は皿を洗いながら「そもそも食品ロスの問題とは“作った時点“から発生しているのか、“買った時点“から発生しているのか?」などということをペラペラ喋ってたので、もう食べる気がないのだなと分かる。
私は「グラム感を身につけないとな」と思って(例えば50グラム、と指定できれば適量を購入できるから失敗しても痛手になりにくい)レシートを見てみたが、グラムまで書いてなかったので結局わからずじまい。このブログを書いた後で「お惣菜 何グラム」とググって大体の見当をつけておくことにしよう。

明日の鉄道をomio で予約して就寝。
明日はボローニャに移動。
→DAY4へ続く

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