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番外編 手作りスパイシーチャイ

数年前から流行っているチャイ。
今やカフェやコーヒースタンドにまでメニューにあるのが普通になっている。
スタバで働く友人曰く、一時期コーヒーよりチャイを頼む人の方が多かったとか。
個人的にもスパイスの香りが好きでいろんなお店で頼んでみたけれど、どこで飲むのもすごく甘い。
普段料理(お菓子作りも含め)には砂糖をあまり使わないのでとにかく甘く感じてしまい最後まで飲みきれない。

しかしどうしてこんなに甘いのか…調べてみたところ、本場インドのチャイ自体すごく甘く、砂糖を多めに加えることで茶葉の渋みやエグ味が緩和されるというちゃんとした理由があった。

でもやっぱり甘いのが苦手なわたしとしてはなんとかして渋みもエグ味も抑えつつ茶葉とスパイスの香りを楽しめるチャイを作りたい。
ということで2年ほど前から研究(と言えるほどでもないけど)をしており、ついに好みのチャイが出来上がったのです。

改めて手作りチャイの良さを。
甘さの調節や好きなスパイスの香りを強くしたりできるのが魅力。
そして何より作ったみたらとても簡単だったということ。
もちろん最初はスパイスや紅茶など揃えないといけないけれど、一度揃えてしまえば小袋スパイスだったとしても10杯分くらいは楽しめると思う。

今回ご紹介するのは甘みを抑えた(調節可)とにかくスパイシーで生姜がガツンとくるタイプのもの。
本場の作り方とは少し違うのであしからず。

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◆スパイシーチャイ
材料
ウバ茶
シナモンスティック
カルダモン
クローブ
ホールブラックペッパー

生姜
甜菜糖(砂糖でOK)
牛乳

手順
①袋や布巾にクローブ、ホールブラックペッパーを入れて綿棒などである程度叩き潰し、カルダモンはハサミで切り込みを入れる。
②鍋にウバ茶、シナモンスティック、①のクローブ、ブラックペッパー、カルダモン、水を茶葉の3倍ほどの水(そんなに多くない)を入れて強火にかける。
③沸騰してきたら揺らしながらそのまま強火で3分沸騰させる。
④中火よりの弱火に落とし、スライス生姜、甜菜糖、牛乳(水の量より多め)を加え甜菜糖を溶かすように静かにスプーンなどでたまにかき混ぜ温める。
⑤鍋の縁がふつふつしてきたら火を止めて茶漉しで漉したら完成です。

ポイント
スパイスは高温で煮立たせることで香りが立つのできちんと沸騰させること。
沸騰させすぎると渋みやエグ味が出てしまうので3分を守るとちょうど良い加減になります。
生姜のガツンが苦手な方は②の工程で一緒に入れると程よい感じになります。

最後に、スパイスには抗酸化作用やアンチエイジング、胃腸を整える働きもあるそうです。
アンチエイジング!なんて良い響き!!

外でチャイが飲みたくても飲めないこの状況、ご自宅で自分好みを見つけてみてはいかがでしょうか。

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