デザインにおける言葉の重要性 @derami_no
おはようございます!
ラブソルデザイン事業部の小野寺です。
私たちの事業部では、Webや印刷物にはじまり、ノベルティグッズや、ビジュアルレポート(視覚表現を中心としたレポート)など幅広い領域のデザインを行なっています。
制作事例は弊社コーポレートサイトにてご紹介しています。
どんなデザインをするときでも、大切にしている要素が2つあります。
それは、〈ビジュアル表現(ここでは「絵」と呼ぶことにします〉と〈テキスト(ここでは「言葉」とします〉です。
デザインにおいて、絵の重要性はなんとなく分かるかもしれませんが、言葉、となると少し意外に感じられるかもしれません。
しかしながら、言葉というものは、驚くほどにデザインのクオリティに影響を与えるものだと近頃しみじみ感じています。
そう考える私たちは、多くの場合、コピーライター・ライターとデザイナーが一体となって制作にあたっています。
先日公開されたかんころさんのサイト制作においても、弊社の柴田と柴山がコピーライティング、記事制作、テキスト編集を行いました。
今日のnoteでは、絵と言葉の関係性、そしてデザインにおける言葉の重要性について書いてみたいと思います。
制作する中で、行き詰まり感を覚えている、デザインを発注したけどいまひとつクオリティに満足できない。
そんな方々にお読みいただき、視点や発見を持ち帰っていただけたなら、この上なく嬉しいです。(感想などもすごく、嬉しいです…!)
絵と言葉は対ではない
絵の素晴らしさついて語られるとき「言葉では伝えられないことを伝えられる」「多くの情報を一瞬で伝えることができる」
そう表現されることが多いように思います。
しかし、少し冷静に考えてみると、視覚的に伝えられないことでも、言葉なら伝えられることもたくさんありますし、数文字で構成された詩やコピーが胸を貫くことだってあります。
ですからこの場合、絵やと言葉の違いの話をしているだけで、素晴らしさについて話しているわけではありません。
私たちは自然と「絵と言葉を対立したもの」と捉えている節があるように思います。
私も、デザインをするようになるまではそう考えていました。(今も気を抜くと、するするとそちらに流れてしまうので、日々気をつけています。)
絵と言葉が結びつくと、新たな「何か」になる
絵と言葉とを上手に結びついた時、それはもう、それぞれだけで存在していた時とは別のものになります。
日々の暮らしの中で、ふと目にした広告に「上手いなぁ、これ」と思わされることがありませんか?
LUMINEの広告とか、大好きです。(出典:https://creive.me/archives/6053/ )
私は青森から上京してきた時、そんな上手い広告たちに釘付けになりました。今思うと、絵と言葉が結びついて生まれた「何か」に、心を奪われていたのだと思います。
日々デザインをするようになった今も、絵と言葉が、歯車が噛み合うかのごとく、ガチンと強く結びついて、「何か」が浮かびあがってくる瞬間、ものすごく興奮します。
それが人に伝わる瞬間は、もっと興奮します。(朝からなんか、すみません。)
絵と言葉が結びついた時
弊社コミュニティ「喫茶ラブソル」で行われるイベント用に制作したバナーです。このバナー社内外から嬉しい反響をいただき、イベントにもコミュニティメンバー多くが参加してくださいました。
これは、社内のメンバーや登壇者の代表・池田にアイディアを貰いながら、イベントタイトルから考えていきました。
最終的に30ほどのアイディアの中から、これに決定。理由は大きくニつあります。
一つは、「UVトーク」という言葉が、イベントの目的にぴったりだと思ったから。
このイベントは、誰でもゆるりと参加してほしいという思いがありました。
その語感のまろやかさや、見た目のゆったり感が、敷居の低さを伝えてくれると感じたのです。
二つ目は、印象に残る見た目をしていたから。情報が溢れかえるオンライン上で、興味を持ってもらう、情報をキャッチしてもらうのは至難の業です。
ロゴのようにキャッチーな「UVトーク」は、すすっと懐中に潜り込んでくれる人懐っこさを持っています。
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弊社ラブソルが運営するオンラインコミュニティ「喫茶ラブソル」では、このような制作上での気づきをシェアしたり、深めたり、実践したり。ものづくりが好き・興味があるというメンバーが寄り集まって活動しています。
メンバーは随時募集中です。月会費は1,500円。状況に応じて、自由に入会・退会が可能です。
つくる・考える・楽しむ、が大好きな方、ご参加お待ちしております。
小野寺美穂 ::: Twitter
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