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「読まれる記事」を目指して私たちがやっていること @derami_no

おはようございます。
うだるような暑さが続き、早くも避暑したい気持ちでいっぱいの、北国生まれ、北国育ち、デザイン事業部の小野寺美穂です。

今日のnoteでは、ラブソルの記事制作について、デザイナー目線で書いていこうと思います。「読まれる」ために私たちがしていること、考えていること、大切にしていることをお伝えできたらと思います。


ノベルティ会社が記事制作!?

ラブソルでは、ライターのさよさんがジョインした昨年春ごろから、記事制作のお仕事を受注することが増えてきました。(昨年春というと、私がジョインする半年ほど前のことだな。)

ラブソルは元々ノベルティ制作の会社。初めて受注した際は嬉しいという感情がありつつも「出来るんだろうか!?」という思いもあったと、現メディア事業部マネージャーのさよさんの口から聞いたことがあります。

その言葉は、想像するに自信のなさからくるものではないのだと思います。

むしろ、話を聴くことや引き出すこと、文章を書くこと、写真を撮ること、デザインすること、全体の構成や企画を考えること、すべて、純粋に好きで、機会を見つけてはせっせと腕を磨いてきた。

好きで好きで、大切だからこそ、ご依頼いただいて、お仕事として出来ることが、嬉しくて有り難くて。ほんの少しだけ、足がすくんでしまう。そんな感じだったのだろうと思います。(私自身もラブソルにジョインして、憧れの記事制作に携われる、となった時は嬉しくて、そんな風になったなあ。)

こうして始まった記事制作も、いまでは本数を重ね、制作に携わってくれるメンバーも増え、一つの事業部として独立。気づけば、ラブソルで一番多くのメンバーが関わる事業部となりました。

私は主にバナーデザインや、時たまインタビュアーとしてジョインしています。


「読まれる」記事制作部隊へ

そんなメディア事業部はこの春から「読まれる記事制作」を目標としてます。「つくる」から、もう一段上の段階へ。

一番大きく変化しているのは、まさに私が主に担当しているバナーデザインです。従来は、とにかくスッキリ綺麗につくってきたのですが、いまはいかに目を引くか? 戦場とも言えるSNS上でいかに興味を持ってもらえるか? を大切にしています。

初めて実践したのがこの記事です。

本郷にあるレストラン「Petite maison de Harry」さんのインタビュー記事。挑戦的なコピーと写真選び、文字もぱっと目を引く黄色を使っています。

実はこの記事は前後編のうちの後編。前編はバナーこのようにスッキリとしたデザインでした。

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この記事はなかなかPV数が伸びず、「はああ、もっと、届けたいのに!」と悔しくはがゆい思いをしました。

後編は、絶対読まれる記事にしよう! そう心に決めた私たちは、読者の目線に立ち返り、ゼロベースでバナーデザインを見直すことにしたのです。

それまでは連載記事ということで、綺麗にテンプレートにはめ込んでいました。しかし、それは自分たちの都合に過ぎないのでは? 読者にとっては一つ一つが初見の記事だから、単体の記事として見せ方を考えた方が良いのでは?

写真もこれまでは「映りのいい、綺麗なもの」を選んできました。しかし、それは果たして正解なのか? 興味を持ち、読みたい、という感情に繋がることが大切なのではないか? むしろ「なんだ? この表情」と思うような人間味を感じる表情や、「このワードなのに、この表情?」というギャップが人の興味をそそるのではないか?

こんな風にして、フォントや色も同様に、一つ一つ、自分たちの当たり前を疑い、仮説を立ててつくったのが、先のバナーです。前編に比べ、PVは何倍にも伸び、公開からしばらくたった今でも、読まれ続けています。

この見直し以降、noteさんより、よく読まれている記事やおすすめの記事としてピックアップいただくことも増えました。


ラブソルの記事制作。その根本にあるもの

記事制作においては、

取材・ライティング→さよさん
編集→由香さん
写真→実加さん
バナーデザイン→私

この布陣で制作することが多いのですが、記事によってはアライアンスメンバーの菅井さんや大久保さん、ゆきえさん、さっちさんといった多くのメンバーが知恵や技術を持ち寄って、よいものをつくろうと汗をかいてくださっています。

私たちはそれぞれ、ライティング、編集、撮影、デザインなど、それ「だけ」をやっているわけではありません。

それぞれ専門分野を持ちながらも、みんなでタイトルやコピーを提案しあったり、写真やデザインについて意見を交わしたり。自分の専門分野に固執することはありません。

私はこのスタイルがすごく好きです。元来職人肌ではなくて、あちこち興味を持ってしまうのだけれど、つくることが好きで。あっちもこっちも「こうしたらどう? 」とアイディアが湧いてくる。それがゆるされるのが本当に有難いなと思っています。

根本にあるのは、私たちが見たもの聴いたもの、「ああ、これは伝えたい」と思ったことを、一人でも多くの方に届けること

それも、取材をさせていただくその方が出会ったら、きっとしあわせだろうな、と思う方から優先的に届けたい

願わくば、その方の魅力が伝わったその先には、商品を購入いただいたり、お店に足を運んだり、幸福な出会いやビジネスにつながったりしてほしい

その一心でひと記事ひと記事、作りあげています。

あなたや、あなたの大切な人のお話、ぜひ聞かせてください。私たちに届けさせてください。ご依頼についてはこちらをご覧いただけますと幸いです。


▼ラブソルメディア事業部ができることについて、こちらの記事でもまとめています。




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