自分の道を極めるために、必要な寄り道のこと @saayoo345
ムシっとした中で、「あついなぁ」と起きるのが意外と好き。
おはようございます! 夏生まれのコンテンツ事業部さよです。
先週、デザイン事業部のほのかがこんな記事を書いてくれました。
デザイン事業部なのに、初めての記事制作。
この記事でも紹介されていますが、ラブソルでは事業部を超えてお仕事をする機会が多くあります。
その理由は、ラブソルには「なんとなく、いろいろできる」メンバーが多く在籍しているから。代表みかさんは、ノベルティ事業部でありながらカメラマンもするし、代表ゆかさんはプロデューサーとして戦略を練っていたかと思えば、ライティングもデザインもします。
お二人にとっては、「必要に駆られてチャレンジしているうちに、できるようになった」スキルだと思います。でも、それが身を助くこともたくさんあった様子。
とすると、「自分の道を極めるために、ちょっと寄り道をする時間」って必要な気がしていて、デザインの道をゆくほのかにとっても、この経験がなにかのプラスになればいいなと思っています。
そして、何より「初めては強い」と私も勉強になりました。
「専門分野ではないことにチャレンジする価値」、みたいなものを今日はつらつらと書いていきたいと思います。
初めましての「没頭感」
取材をして記事を書く上で、一番大事なのが「事前のリサーチ」だと思っています。
「なぜこの仕事を選んだんですか?」
この質問ひとつにとっても、まっさらな状態で聞くとしたら、多分得られる情報は10のうち多くても3くらい。多分、最初の返答で得られる答えば、SNSのプロフィールに書いてあると思います。
人はすでに話していることや書いていることはすごく喋りやすいので、何も知らずにたんたんと聞いていったらいつもと同じ答えしか出てきません。ともすれば、貴重な時間だけが過ぎてしまいます…。(私も何度も、「あれぇええ」ってなりながら焦った記憶があります)
一番最初の返答はそれでいいとしても、ここから先にどんなエピソードを得られるかは、この事前リサーチ次第。「こんなエピソードを拝見したんですけど、この時どんな気分だったんですか? どうしてこの選択肢もあったのに、こっちを選んだんですか?」と「まだ世に出ていないこと」を深堀していけます。
ということが事前リサーチの大切さなのですが、今回初めて取材をするほのかさん。「リサーチしてみようか」の一言に、怒涛のスピードでリサーチを進めていました。これは、そのリサーチをもとにテーマを決めるための手書きのシート(一部)。
情報をビジュアルでまとめる「ビジュアル・レポート」を得意としているので、そもそも情報処理のスピードがめっちゃ速いんだな、ということは置いておいても、「この没頭感はすごい」と素直に思いました。
「あ、私、なんかちょっと最近“慣れ”ちゃってたな…」なんて反省したりして。(てへ)
そもそも毎回この濃度で取り組んでいる可能性もあるので、一概には言えませんが、とにかく私はこの姿勢に刺激をもらったものでした。
「お相手への想像力」は、いろいろやってみるから鍛えられる?
「いろいろできる」
少し前まで、私はこの状態がすごく嫌でした。
いろいろできるということは、何にも突出していないのではないか。そんな不安がずーっと付き纏っていて、「何か一つを極めたいのに!!!!」とめちゃめちゃ焦っていた時期が長くありました。
まだまだ、言葉の仕事を極めるには何十年もかかるとして、その道半ばではありますが、今はその不安があまりありません。
それは多分、「いろいろやってきた」からこそ見える景色があるなと、実感できるようになったからです。
前職で洋服やメイクを学んできたから、「この人はこういう風に写真を撮ったほうが素敵だ」と気を配れる。
デザインをちょっとかじったから、「どんな風に写真と文字を配置したら気持ちいいか」を考えられる。
写真をちょっとかじったから、「ここをレタッチしたら、もっと素敵に見えるはず」とこだわれる。
トータルして、「いい記事をつくる」ための力にはなっているのではないか、と思えるようになりました。
「見える」ということは、「一緒に取り組む方にお願いできる」ということです。
記事ひとつ作るにしても、一人で完結することはありません。誰かと一緒に取り組むからこそ、「あの人の目から見たらどうだろう?」「この人、これ好きかな」とたくさん想像力を膨らませて取り組めるはずだと、なんとなく思いました。
「いろいろできる」悪くないな。今はそんな風に思っています。
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次の羅針盤のつくりかたには、ほのかさんがでます。
というわけで、次回の「羅針盤のつくりかた」は、怒涛ガールほのかさんにお話を聞きました。
どんなふうにまとめようかなぁ。絶賛執筆中です。
ぜひ、公開を楽しみにしてもらえたらと思います。
なんと、カメラマンがゆきえさん。
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