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旅で実感する、体験価値の尊さ @mikaikeda6

こんばんは。
昨日今日と兵庫県にきています。
目的はお客様の出ている宝塚の舞台観劇、のはずが、コロナで中止。
旅自体やめようかとも思いましたが、せっかくなので、美味しいものを食べて、きれいな景色を見て、鋭気を養っています。

旅すると売上が上がるって、ラブソルではずっと言っていて、先日旅部部長のゆきえちゃんがグラフ化して実証してくれました。

実際に旅行中って問い合わせも増えるし、時間が限られているからかなぜか集中して返信して、受注率が高まるなんていうこともあります。

そこまで直接的でない話とは別に、私は旅が与える一番のプラス点は、「体験」のもつ価値だと思います

日常生活だと、同じ場所で同じ人と過ごしていくわけで、それも大切な時間です。より磨いていくべきはそういう時間だと思っています。
先日、会社にお花を飾るとか、香りをつける話をツイートしたのですが、そういうことをしているのは、日常を豊かにしたいからこそ。

旅は、その日常にスパイスのように刺激を与える存在です。
全てが新しく、目も鼻も脳もフル回転して、新しい情報を得ようと動きます。

そして、アンテナを開きに開いて活動していると、その刺激同士がつながりあったり、新しい発見があったりするのがまた面白いのです。

例えば、今日だけでも…

宿泊したお宿。宝塚からほど近いのに、まるで山奥に湯治にきたような感覚に陥る武田尾温泉。
こちらで温泉を堪能しました。

朝、朝食を終えて、ラウンジで一休みしていたら、宿泊施設のオーナーと思しきマダムがお茶菓子を出してくださったんです。

その時お菓子を載せていたのが、宝塚50周年の時に記念品として劇団からいただいたというお皿でした。
そこから宝塚目的だったけれども休演になって、でも観光しに来たことなどの会話に。その宿泊施設が、リニューアル前に由緒ある旅館だったこと、往年の宝塚トップが劇団員を連れて泊まりに来たことなど、話は弾みました。
宝塚を観に来た目的は叶わなかったのですが、思わぬところで宝塚に触れることになりました。
すっかりマダムに魅せられた私たちは、今度インタビューしたい!など盛り上がっています。
(ラブソルのメンバーは、"この人素敵!"と思うと、インタビューして記事にしたくなるという習性を持っています)

また、その後、神戸でお茶をしたいとカフェを探していたら、近くにあると検索で出てきた喫茶店に見覚えがありました。

先日私が読んだ本で、ホットケーキの名店を紹介しながら、繁盛店の秘密をマーケティング視点から探るというものがあったのですが、そこに掲載されていたお店でした。
その本を読んで、いつか行ってみたいなぁとは思っていたのですが、今回それを目指して旅をしていたわけではありません。
そもそも神戸は旅の行程にもなく、ついでに寄っただけだったので、びっくり!

ちなみにこの喫茶店「元町サントス」さん。創業当時からホットケーキのメニューがあったそうですが、そんなにはやるメニューではなかったようです。価格変更をし、700円でホットケーキとドリンクセットにしたところ、爆発的に売り上げが伸びたのだとか。歴史のあるお店でも、市場をみながら改善をしていく努力をしているということです。

確かに、私たちの他にも店内にいるお客様はほとんどホットケーキを注文し、美味しそうに食べていました。
個人的にも、そのホットケーキは、私の人生一美味しいホットケーキでした。

こんな感じで、ただふんわり旅をしているようでも、あちこちに刺激があるし、その刺激が過去に読んだ本を思い起こさせたりするのです。

取材対象になるかも!? と思ったり、パンケーキも喫茶ラブソルのメニューに良いかも? と妄想を膨らませたり…ただその場を楽しむ以上に、発展した楽しみ方ができるのです。

だから本当に旅はやめられない。

ラブソルにとって大事なファクターです。


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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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