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今の時代に、好きなことに熱中できるという幸福 @yuka_lab12

「好きなことがある」ということは、幸せなことだなと思います。
何もでいいから、これをしているときは夢中になれるということがあると、人生は鮮やかになる。

私はそれがお仕事だったりするので、お仕事を通してさまざまな経験をし、素敵な出会いに恵まれ、利益まで得られる…。このありがたさ、何千回感謝しても足りないくらいです。

今日のラブソルnoteでは、こんな時だから届けたいある「動画」について、代表由香が書きます。

丁寧に、ただひたすらに「点」を打っていく

先日より、ダンス動画の販売サポートというお仕事がスタートしています。
ダンス発表会を撮影し、動画編集し、販売できる形にして、世に送り出す。これまた初めてのことだらけで、発売日を無事に迎えられて心底ホッとしているくらい。

そもそもの始まりは、今年の3月までさかのぼります。

私たちは、WEBサイト制作やオンラインコミュニティのサポートでご一緒している元タカラジェンヌ星乃あんりさんの、日比谷シャンテでのPOPUP SHOPのサポートをしていました。

アクセサリーのデザイン、制作をされているあんりさんのECショップ"Angelia"のショップ制作や運営も弊社でサポートしているため、自然な流れでPOPUP SHOPもお手伝いすることに。

毎月、あんりさんプロデュースのアクセサリーが販売されています。可愛いショップ、ぜひ覗いていってください!

こちらのPOPUP SHOPはもともと、あんりさんと同じく宝塚歌劇団出身の春花きららさんが企画されたもの。この時、ご一緒に出店されていたのが、貴千 碧さんでした。

宝塚在団時には、ダンサーとして名を馳せていた貴千さん。
「ヅカヲタ」である私と共同代表の実加はもちろん知っており…。というか大好きな組の方なので、相当客席から観ていた方です。

貴千さんは卒業後、ダンス講師として活躍されながら、ご実家の佃煮屋「三和食品」代表として 「喜昆布」の製造販売もされています。
この「喜昆布」、ご飯のお供としてもうどんやパスタに使ってもめちゃ美味しくて…。
POPUPでもかなりの売れ筋商品なのです…!


あんりさんのPOPUP SHOPが開かれていた期間、貴千さんとも近くで接客したり、合間にお話しする機会がありました。
数日間もご一緒すれば、どんな人間かはお互いにわかってしまいますよね。

あまりにも気さくな、そして、まっすぐなお人柄の貴千さんは、またお会いできたらいいな。何かでご一緒できることがあればいいなと、願わずにはいられない方の一人となりました。

そして、幸せなことにその機会は案外と早くめぐってくることに。
ある日、星乃あんりさんから貴千さんが動画配信のことで弊社に相談したいとおっしゃっていると連絡が…!

以前、あんりさんがご自身で演出もされたクリスマスライブを、弊社で動画配信したことがあったのです。
コロナ禍ですから、会場参加は最低限。ほとんどは配信での観覧でした。

こんな時だからこそ、クリスマスを喜びや幸福で満たしたい。
クリエイターとしてのあんりさんの思いを届けるべく、ライブではクリエイティブの制作、告知のための動画制作などもやっていきました。

PR動画、懐かしい…! 短い動画なので、良かったら見てください♡

これまで数々のリアルイベントの企画・運営をしてきたラブソルも、さすがにライブをサポートするのは初めて。
おかげさまで、いろんな経験を積むことができました。

だからこそ、貴千さんともご一緒できるご縁をいただけたのだと思うと…。
一つ一つのプロジェクトは点ですが、その点を丁寧に、そしていくつも打っていくことで確実につながって線となっていくことを感じます。

できないことに目を向けず、できることをできる形でつくる

貴千さんからのご相談も、当初は動画配信でした。
宝塚を退団後、ダンサーとしてご活躍されていた経験を生かして、教えのお仕事もされてきた。その一つの集大成としてダンス発表会を、もはや公演と言っていいような企画を進めておられました。

過去、レッスンを受けた方を中心に、受けていない方も動画を送っていただいて出演者の方を募り、全9曲の発表会。
演出や振り付けをし、一部の曲ではゲスト、ゲスト振付師の方もお迎え。
かなり本格的な発表会を、私たちは動画配信という形でお手伝いする予定でした。

しかし、状況が安定しない中…それぞれに本業もある出演者の方とのお稽古を進めることさえも困難でした。
発表会自体も、どのように状況が動いても対応できるように想定しておかなければなりません。

結果として、一箇所に人を集めてしまうことになる形態を避け、発表会は収録とし、動画を販売することになりました。
一曲一曲、止めながら収録することで、スタジオの中の人数も制限することができます。

私たちは、リハーサルと本番と、二日間に渡って撮影を行い、撮れた画を編集していくことになりました。

コロナ禍が訪れ、さまざまなことが制限され、「できないこと」がとても増えました。
けれど、貴千さんはコントロールできないことにばかり目がいってしまうからこそ、コントロールできることに目を向けて動くことに集中されていたんです。

ただ嘆いていても、事態は一ミリも動かない…!

ラブソルは、「伝える」会社です

撮影した映像を編集していく過程で、ラブソルらしく、あれもこれもやりたくなりまして…。
告知動画を作ったり、ストリーミング動画・DVDともに付属する特典のスペシャル対談の収録を提案したりと、色々とやってみました。

私たちには、私たちにできることがある。
やれることがあって良かったなぁと思うくらい、どの過程も幸せなお仕事です。

今回の動画の販売用のショップでは、ダンス発表会のダイジェスト動画や、スペシャル対談のダイジェストも見ることができます。
こんな時だからこそ、好きなことに夢中になれる幸せを噛み締められる、パワーをもらえる、そんな動画なので、ダイジェストだけでも是非是非のぞいていただけたら嬉しいです…!

「不要不急」という言葉が、心に刺さるような気持ちになること。いろんな業種の方に起きたことだと思います。
でも、私たち人間は、ただ生命維持のための行動だけで生きていくことはできない種なのだと実感しています。

公共の維持のために、耐える時期ももちろんあります。
けれど本質的には、ただ日々息をしていくためだけじゃなく、何かを成して生きることを望む種なのだと、このコロナ禍で最も強く学んだことでもあります。

食べて、清潔にして、ある程度体を動かして、休む。
その繰り返しだけでは到底、生き続けてはいけなくて、他愛のない話をして笑ったり、美しいものを見たり、聴いたり。ちょっと無理そうなことに挑戦して努力をしたり、学んだり。
一見、なくても大丈夫そうなものの中に、生き甲斐というものがあるのだろうなと。

エンターテイメントに関わるお仕事が多い弊社ですが、私たちにできることは「伝える」こと、そのために「作る」こと。
私たちは、それに夢中になっています。


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柴山 由香▶︎SNS...Twitter / note

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>


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