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ソフト食感もハード食感も自由自在。フードドライヤーでつくる自家製ドライいちじく

「不老不死/不老長寿の果物」とも呼ばれるいちじく。
ビタミン、鉄分、カルシウムなど健康維持や美容に欠かせない様々な栄養がたっぷり含まれています。

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いちじく100gのうち84gは水分です。乾燥させて余分な水分を減らすことで栄養はそのままに、甘味をぎゅっと濃縮したおいしいドライいちじくが食べられます。
また水分を無くすことで傷みにくくなり、生のいちじくよりも長期間保存することができます。

参考:文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂) > 第2章 日本食品標準成分表PDF 
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm

■手作りならではのメリット

イチジクの原産地はトルコやイランなどの西アジアなどで、市販のドライイチジクもトルコ産、イラン産のものがほとんどです。
長距離・長期間の輸送や温度・湿度変化に耐えられるよう、加工されたドライイチジクは独特の薬品臭がするものがあります。

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またトルコやイランにはイチジクの実の中に入り込む「イチジクコバチ」という昆虫が生息しています。市販のドライイチジクを食べていたら中に虫が入っていた!という話をたまに聞きますが、その虫がイチジクコバチです。
イチジクコバチは寒さに弱く、日本には生息していないため国産のイチジクにはイチジクコバチが入っていることはありません。

参考:JAグループ福岡 アキバ博士の食農教室「農の知恵」 イチジクは花がないの?
http://www.ja-gp-fukuoka.jp/education/akiba-hakase/002/003.html

新鮮な国産のイチジクを自分で乾燥すれば、無添加で安心・安全なドライイチジクを作ることができます。
少し手間はかかりますが、まとめてたくさん作れば市販品を買うよりもお得で、食感・乾燥具合も自分好みに調整できます。

■ドライいちじくの作り方

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いちじくのドライフルーツの作り方は簡単。いちじくを「切って」「乾燥」するだけ。
乾燥は天日干し、オーブン、フードドライヤー(食品乾燥機)などの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
詳しくはこちら↓の記事内で紹介していますのでご覧ください。

今回は天日干しよりも短時間で衛生的にドライフルーツが作れる、フードドライヤー「ドラミニ」でハード食感、ソフト食感のドライいちじくを作ります。

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■噛むたびに広がる濃縮されたいちじくの甘味。しっかり乾燥させるハード食感のドライいちじくの作り方

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①いちじくの皮をむき、4~6等分にカットします。
※皮つきで乾燥・食べることもできます。

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②フードドライヤー「ドラミニ」のトレイにいちじくを並べます。
クッキングシートを敷くとトレイにくっつきません。

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③乾燥温度60℃、乾燥時間6~12時間に設定します。

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④乾燥時間6時間で表面はカラッと乾き、内側は適度に水分が残ったセミドライになります。このまま美味しく食べられます。

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⑤乾燥時間12時間で完全に水分が無くなったフルドライになります。
固めの食感ですが、噛むたびに濃縮された甘味が広がります。

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※皮つきで乾燥すると皮がパリッと乾いてそのまま食べられます。
野菜や果物は皮と皮の近くに栄養が多く含まれていることが多いので、皮ごと食べることでイチジクの栄養を無駄なく摂取することが出来ます。
(皮つきの場合は乾燥時間を6時間程追加してください。)

■柔らか食感で食べやすい。低温でじっくり乾燥させるソフト食感のドライいちじくの作り方

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①いちじくの皮をむき、2等分にカットします。

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②フードドライヤー「ドラミニ」のトレイにクッキングシートを敷き、切断面を下にしていちじくを並べます。

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③乾燥温度40℃、乾燥時間24~60時間に設定します。

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④乾燥時間24~36時間でセミドライになります。
高温での乾燥時と比べて、水分が減っても全体的に柔らかな仕上がりです。

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⑤乾燥時間54~60時間でフルドライになります。中心部はグミのような食感になり、市販のソフトドライイチジクに近い仕上がりです。

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※皮つきで乾燥すると皮がぶよぶよとした食感になり、高温乾燥時と比べて食べにくいのであまりおすすめできません。

■完成したドライフルーツはそのまま食べても、料理に使っても

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完成したドライフルーツはそのまま食べるのはもちろん、お菓子作りやパン作りの生地に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜても美味しく食べられます。
フルドライの固いドライフルーツも、水分のあるものに混ぜてしばらく置くと、水分が適度に戻って柔らかな食感になります。

■Youtube、クックパッドでも作り方を公開しています

■食品乾燥機(フードドライヤー)を使ったドライフルーツの作り方を公開しています

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当社のyoutubeチャンネルでは食品乾燥機「ドラミニ」を使ったフルーツの乾燥方法を公開しています。
食品乾燥機での乾燥温度・時間の目安や、仕上がりの参考にぜひご覧ください。
またドライフルーツを使った美味しいレシピも公開していますので、こちらもぜひご覧ください。

■食品の乾燥・粉砕のことならラボネクト株式会社にお気軽にお問い合わせください。

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「希望通りの乾燥や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」などご購入前に確認したい点もあるかと思います。当社にはテストルームがありますのでご購入前に各種テストを行い、仕上がりなどをご確認いただけます。
素材を当社にお送りいただいても、当社へお越しいただいての立会テストも可能です。大阪近隣でしたら製品を持ってお伺いすることも可能です。

・カタログ資料請求
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