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学習ツール→アイデアをねる①

1.学習ツールと探究プロセス

総合的な学習は、大きく分けて、以下のようなプロセスを往還しながら学習を進めることことが多い・・・ように思う。指導要領に書いてあるからってわけではなくだいたいこんな感じ進んだり、戻ったりする。だから、学習ツールも探究プロセスと関連性をもたせることが必要かと思う。

 ①問いをつくる・・・体験活動等を通し問いを設定し活動の見通しをもつ
 ②調べる   ・・・必要な情報を取り出したり、収集したりする
 ③整理する  ・・・集めた情報を整理したり分析したりして思考する
 ④伝える   ・・・発見したことや自分の考えなどをまとめて表現する

*便宜上、番号をふっているが、これらのプロセスは順番に進んでいくの 
ではなく、それぞれをいったりきたりする。問いが問いをうみ、新たな活動が展開されていくことで、探究が深まっていく。

2.学習ツールとデザイン

総合的な学習は、探検に行ったり、実験や観察をしたり、講師と交流したりする。つまり、五感をフルに使って学んだり、感じたりする。そこで、学習ツールも、子どもたちが気軽に持ち運べて、いつでも見やすいような形状にしたい。本(冊子)は情報量が多いけど、現場でささっと見るのが難しい。ワークシートもいいけど、ちょっと大きい感じがする。そこで、UNOかトランプみたいなカードはどうかと考えた。内容は、①問いをつくる②調べる③整理する④伝えるの探究プロセスに応じて考える。デザインは、あまり情報を詰め込みすぎず、シンプルで直感的な感じ。小学校3年性から使えるように。探究学習支援用携帯型学習カード→略して、eurekaカード!?

3.学習ツールと直感性

井庭 崇さんが提唱しているこんなカードあるけど、これで小学生が探究を進めるのはちょっと難しそう。もう少し直感的なカードが欲しい。例えば、説明書を読まなくても使えるapple製品くらいの手軽さがいい。


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