偉大なる信長 The Great Nobunaga.00011

今日の投稿は、日記だ。自分に向けて書いている。未来の自分に。

昨夜は暑い夜だった。
きっと台風前の、嵐の前の静けさにあてられたのだろう

「静かにしてんじゃね~」と、枕詞が聞こえて、そのあとには金言が続く。
どんどんどんどん、紡がれる70歳近くの偉大なる親父の言葉

「惚れ込んだ魅力を、その時の気持ちを忘れるんじゃない。そのまま持ち続けろ」
人間は一緒にいると、今まで目につかなかったいろんなことが見えてくる。それは、良いことばかりじゃねぇ~!悪いところも見えてくる。そんとき、人はもうやってられんわ。とか、この人にはついていけんわ。とか、距離をとってしまいがちだ。そうやけれども、あんたがこの人に惚れた魅力を忘れんと、いつまでも忘れんと一緒にいや。
それとね、あんたが感じた相手の魅力は言わんでええ。心にしまっとけ。

「相手の良いところに目を向けろ。人は悪いことには簡単に目が行く」
そしたら、あんたんところにどんどんどんどん、人が集まってくる。

「あんたは、まわりから人が集まってくる。魅力がある。」
俺は損得勘定で生きてきた。今もそうや。頼まれたことは全部するって、思って生きてきた。それでなんか知らんけどまわりにいっぱい人があつまってきよった。

「損得勘定で動くんじゃない。善悪で動くんでもない。じゃ、どうしたらいいんだ?」「それでいい。」「善は一つしかない」
昔、社長塾というところにかよって、質問したんじゃ。経営は損得勘定じゃない、善悪で判断するんでもない。じゃ、なんで判断したらいいんですか?
そしたら、こたえがそれやった。
なにをもて善悪とするのか?

「あなたの善悪を言え。でないと矛盾するぞ」
あんたには、伝わるかもしれん。
あんたの中には、もう善悪があるじゃろう。それを言え。言わんと善悪は矛盾しとる。それを言うことで矛盾が解消される。

「頭の回転が速いからと言って、素晴らしいわけではない。人間の魅力とは別物。」
あんたと一緒におって、あんたが同時にいろんなことして、あんたが記録とっとるときに、相手の話を遮らんとどんどん打ちこんどる。すごいなーーー、って、みとった。やけど、頭の回転が速いんと人間として人格が優れているんことは別やけんの。大企業の役付が俺の横に来てどうやったら人が集まってくるような、あなたのような人になれますか?って、きいてきたんや。おれは、わからんから、知らんというた。あんたは、その人のようにはならんな。(いい意味で)

「人が善悪で判断して、言ったんか?損得で判断して言ったんか?どの部分から出た言葉なんか、みるのもええ。」
100人おったら、10人が損得勘定じゃないところで話とった。そして、その10人とやるんや。コロナはふるいにかけてくれたきっかけやったんかもしれん。

「いよたまさるというすごい人物がいた。」

「髪を切れ、でかい声で、『おれはこれがしたいんじゃ~』と叫んでみー」

「俺は肉屋じゃぞ。肉とそうじゃないもんぐらい分かるわ。」
ビール飲んでる最中に、偉大なる親父がハムの隣にあるいびつなウインナーみたいなかりんとうをおもむろに掴んで食べ始めた。俺はとっさに、それは肉じゃないですよ。と告げる。偉大なる親父は言った。

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