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宮前フィルハーモニー交響楽団 第52回定期演奏会 2024.6.2【出演】

所属しているアマチュアオーケストラの演奏会が無事に終了いたしました。

宮前フィルハーモニー交響楽団 第52回定期演奏会
於:多摩市民館大ホール

チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」抜粋
プロコフィエフ/交響曲第5番 変ロ長調

指揮:岸本祐有乃

ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきましたスタッフの方々、ご指導いただきました先生方には、心より厚く御礼申し上げます。

入団して2回目の演奏会、プロコフィエフの1stを吹かせていただきました。
個人的には初めてやる曲です。一度はやってみたかった曲なので嬉しい。冒頭から1stフルートと1stファゴットでテーマを奏でます。緊張。
でも全体的にはファゴット以外の木管のほうが大変。金管も弦も大変です。
譜面も十分難しかったですが、どう音楽的に聴かせるかがさらに難しい曲でした。
指導の先生方からも合奏練習ではしきりにもっと表情をつけるようにと求められていましたし、もっとロシアっぽくというのも言われていました。
硬質な音、猛進する勢い、咽ぶような歌、が私のロシアイメージですがどうでしょう(笑)
拍子の変化や転調も目まぐるしいプロコフィエフの冗談っぽさを損なわないよう心がけましたが、本番はどうだったでしょうか。プロコフィエフらしい音楽を奏でられたでしょうか。
ともあれ、個人的には練習から本番までとても楽しく吹かせていただきました♪終わってしまってちょっとロス…。

この交響曲第5番が書かれた1944年は戦禍。プロコフィエフ自身は妻と不仲になって別離するなど、精神的にも辛い時期だった。交響曲第5番にはソヴィエトの勝利への祈りとともに、平穏な暮らしを望む気持ちも込められていたのではないでしょうか。
第1楽章の上向的なテーマ、第3楽章のラストの安らぎ、第4楽章の美しいフーガにもそれは感じる。

ウクライナとロシアの戦闘がまだ続いている最中でのプロコフィエフとチャイコフスキーのプログラム。
プロコフィエフは現ウクライナのドネツク州出身。チャイコフスキーの家系もルーツは現ウクライナのポルタヴァ州と言われています。
一日も早く戦闘が収束して、ウクライナに平穏な暮らしが戻ることを祈るばかりです。

今後の演奏会の予定につきましては、当団ホームページをご覧くださいませ。
宮前フィル単体での次回演奏会は、7/28(日)宮前市民館でのポピュラーコンサートになりますでしょうか。
ご来場、お待ちしております。

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