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Hvalaセルビア‐17:セルビアとコソボ境界線

正直なところ、コソボも見てみたいと思っていた。
しかし、紛争から15年以上が経過した今も、両国の緊張は継続したままだ。
今なお、セルビア政府はコソボの独立を認めておらず、コソボを自国とみなしている。

セルビアの言い分:
セルビアからコソボへの移動は「国内移動」であるから問題がない。

コソボの言い分:
ワレワレハ、独立国デアル。
コソボに入国すれば「コソボへの入国」スタンプがパスポートに押印するのは当然である。

セルビアの言い分:
あぁんっ?セルビア国内の移動なのに、まるで国境超えたみたいにパスポートに入国スタンプ押されてんじゃねぇよっ(怒)

コソボ入国スタンプはセルビア人感情を逆なでするらしく、セルビアへの復路でセルビア側に入国を拒否される可能性が非常に高いという。
そうなると、モンテネグロやマケドニアの第三国を一度経由してからセルビアに再入国し、ベオグラードから日本へ戻るか、復路のフライトをオープンジョーにして第三国から日本に戻ることになる。

いずれも費用が高くつく上に、ほとんどの町や国を疾風のごとく駆け抜けることになり、理想的でもなければ現実的でもない。
やーめた。
この9日間はセルビアの町の雰囲気を最大限に感じよう、そう決めた。

※To Be Continued「Hvalaセルビア‐18」へ続く。

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