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26: 言葉の超意訳

22時のアロマなコラムAroma Journey
2019年〜2021年まで書き綴っていたコラム(全379記事)使用していたプラットフォームのサービス停止に伴いnoteに移設中です。


綺麗な言葉ではなく、
同じような意味を持つ自分にぴったりくる言葉に
出会うことで行動は加速する。


そんな風に思うんですね。

例えば、
調和という言葉。

よく聞く言葉ですけれども、
調和した状態を目指しましょう。と言われても、
わかったような、わからんような。となる人が非常に多い。

調和って、多分こんな状態(イメージでは)だけど、
自分が調和しているか?と言われたらちょっとよくわからない。
そうなる人がほとんどじゃないかな?

端的で綺麗な言葉というのは、耳障りはよくてイメージはできるのだけど、
自分のリアルとは少し乖離していて、腹落ちしないんですよね。

調和を目指しましょう。と言われるよりも、
「ええ塩梅のところを目指してね。」とか、
「いい感じのところで。」と言われる方が、
調和という意味や感覚がグッと身近になる。

何かを学ぶ時、言葉を超意訳する。
同じような意味の親近感のある言葉にするって、とても大事だと思う。


これは関西人だけかもしれないけれども、
英語の文章に関西弁の訳をつけると一気に英語の意味がわかる。
身近になるみたいな。あの感覚と一緒だと思う。


しっくり感って大事で。
しっくりくることで、その言葉や意味がスッと腹落ちしてくる。 

言葉の通りそのまま理解しようとすると難しいことはたくさんあって、
その言葉を具体的にイメージできるところまで超意訳すると、
感情にしろ、言語にしろ、理解のスピードって格段に上がると思う。


体の中にある感覚に
一番近い言葉に出逢う体験。 

これは、喜びだと思う。


そう、それ!
ほんまそれ!


思わずそう言いたくなるような、
自分の中にある内的感覚に、ぴったりの言葉との出会いは、
電球に光がつくみたいに、パッと心や視界が明るくなる。


内的感覚と言語の一致
それで心が救われるってあると思う。
なんていうんだろう。
「伝えられる」「通じるかも」という安堵。っていうのかな。


自分の中にだけある感覚やその感触を言葉で表現することは難しかったりするけれど、この感覚をあえて言葉にするなら、なんというのだろうか。

感覚にぴったりの言葉を探す作業は、自分を妥協せずに表現する術を持とうとする試みだと思う。


わたしはずっと、自分の中に自分を表現する言葉がまだ存在していなくても、世界のどこかにはそれを表現している人はいるはず!と小さい時から思っていて、実際、本や映画の中、誰かとの会話の中で、それに出会えたりした。

感覚に言語が追いついてくると自己表現が楽になるけど、それは、子供が言葉を覚えて、癇癪を起こさずに物事を伝えられるようになっていくことと同じだと思う。
ストレスやもどかしさが軽減していく。


自分の感覚を語るのに、豪華な言葉はいらない。
しっくりくる言葉であれば、伝えられるし、伝わっていくから。

しっくり感のある言葉になるまで、柔らかく崩す。
私が物事を解釈するときに意識していることの1つです。


コミュニケーションにおいて、人はやっぱりわかってもらいたい。というのがあって、ちょっとでも感覚が違うとわかってもらえてない。ってなるから、額面通りでも、超意訳でもいいから、その人の内的感覚に言葉を寄せていけたらいいなぁ、と思っています。


皆さんはどう?



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頭を緩めるときに浴びています。


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愛深く、ピュアに。
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