【FF14】予感【創作】

「英雄」
「エオルゼアの守護者」

 ニグラスが、そう呼ばれることが増えてきた。私はニグラスと共に活動しているが、やはり「超える力」を持つ彼が特別なのだと感じる。彼の功績は讃えられるべきだし、妥当な扱いだとも思う。これに関してはとても誇りに思っている。

 しかし、私はこの状況を知っている。

 ニグラスに向けられる期待の眼差し。眼差し。眼差し。

 なにか、嫌な予感がするのは私だけだろうか。

 ニグラスがエオルゼアを護ると決めたのなら、私は天の果てまで運命を共にし、私がニグラスを護る。
 彼は、私のかけがえのない"月"なのだから。

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