建築でススメ

どれだけ傷つこうと、設計は終わらせなければならない。
どれだけ風邪をひこうと、建築はやらなければならない。
メンタルをえぐりにかかるそいつは、毎年1人は、「物理的精神的に設計をできなくさせる」らしい。1/40の確率。

へー、くらいに思っていたけど、最近ふと気づいてしまった。
「これは私が一番近いのでは?」
よくよく考えれば、一番精神抉れているのも、技術と知識がないのも、私だった。

そう思うと、そうか、これはしんどいってことなのか、とか自分の中で符号が合ってくるもので、なんとも現金だと思う。
まぁ今はギリギリ大丈夫。ギリギリってあたりがなんとも、なのだけど。
先生にボロボロに言われるたびに、なんとも瘡蓋が剥がれていく感覚がする。でもこれは私の個人的事情でなんとも悲しい。それでも卒業するためにはどれだけ叩かれようが頑張らないと。

私は身分のために大学に来たのかな。
ずっと否定してきた疑問が、最近ふと頭を擡げるようになった。否定は保身のために。自尊心を守るために。そんな気がしてきた。
でも身分のために行く大学、で傷つくプライドってなんだろう。やっぱり固定概念が強く残ってるんだと思う。真面目に一生懸命に素直に生きることが素晴らしいって。ずるいとかサボる考えはダメだって。

なにを言われてもなにを思っても私は私だ。私は私しかいない。だから、頑張るから、ついてきて、私。

今回の設計課題を乗り切れたら…きっと楽しいと思う。頑張れ、私。

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