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心にアンミカを置いている人

私の陽気な友人は最近、心にアンミカを置いているらしい。

LINEスタンプに、アンミカの『365日ポジティブ』スタンプというものがあって、それをよく送ってくる。私は送られるたびに少し楽しくなる。

確かに心にアンミカがいると最強かもしれない。失敗しても落ち込んでも大丈夫だと思う。


そういう私も最近、リュークを心に置き始めた。
デスノートに出てくる死神リューク。

現実で何かあると一歩下がってリュークを思い出す。
一度「人間っておもしろ!」を思い出して自分を落ち着かせる。

困ったことは抱え込むんじゃなくて、面白がればいいと気づいてから、自然とデスノートの一コマが出るようになった。

私はリュークで、友人はアンミカだけど、ほかの人は何があるんだろうかとふと思う。




近況 みなさんお元気ですか


・友人に「あんたが大丈夫か大丈夫じゃないかはガチャガチャを回す頻度でわかる」と言われる。なるほど、気づかなかった。

・薬局にて、排水溝用の洗剤を買ったけど、そもそも排水溝がどこなのか分からなかった。今もわからない。排水口は分かるけど。わからないことのほうが多い。

・母に「あんたずっと喋ってるよ」と言われる。確かに。話すより聞くほうが好き派なのに最近口が止まらない。仕事って凄いな。

・一人暮らしをして数か月なのになかなか自炊ができない。どうしてだろうと考えると、料理に見合う、底が深めのフライパンが家にはないことが分かった。

・春、路地のトタンにさなぎが引っ付いているを見つけて、通勤の時に毎回見ていた。いつ蝶になるのかわりと楽しみにしていた。夏、路地は蝉の抜け殻だらけになった。
さなぎはずっとさなぎで、よく見たらガムだった。

・「将来は何になりたいですか」に一度も答えられたことがないけれど、小学生の時に「将来は目から温泉出せる人になる」って漠然と思っていた。それは学生の時に「優しい眼差しを持つ人間になる」に変わった。今、「人に安心を与えられる人」に変わっている。

・最近「好きだ」「すごい」「すみません」「ありがとう」がサラッと言えるようになったと気づく。今まで恥ずかしくて言えなかった。恥ずかしいから英語のほうが好きだった。英文だと母に感謝の手紙が書けた。日本語だと直接的すぎて書けなかったんだよなあ。

・今後の抱負は、感情を遠回しに伝えられるようになることです。夏目漱石の「月が綺麗ですね」みたいに、感情の伝達を言葉にのせられるようになりてえです。


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