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アキレス腱障害|➍ CKCトレーニング

今回はアキレス腱障害に対するスポーツ復帰に向けたCKCトレーニングについてご紹介していきたいと思います。

前回は可動域改善のアプローチについて解説させていただきました。

アキレス腱障害におけるCKCトレーニング

CKCトレーニングでは足部の安定性を高めた状態で足関節底屈筋とアキレス腱に対して負荷を高めたトレーニングを行います。

足部安定機構としてトラス機構とウィンドラス機構があり、この2つを機能させ足部を安定性を向上させた状態でトレーニングを行うことがポイントになります。

➊ウィンドラス機構

MTP関節が伸展され、足底腱膜が伸張されることによって主に足部アーチが挙上、足部の安定性が向上します。

そのためMTP関節が伸展した肢位で底屈筋群に対するトレーニングを行っていきます。

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➋トラス機構

トラス機構は主に中足部での荷重時に足底腱膜や足部内在筋の伸張により足部にかかる衝撃を緩衝する役割を果たします。

そのため中足部から前足部で荷重し、MTP関節の伸展を抑えたトラス機構を機能させた状態で底屈筋群に対するトレーニングを行っていきます。

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➌アキレス腱に対するトレーニング

足関節底屈筋群に対するトレーニング後にはアキレス腱に対する伸張性の負荷をかけたジャンプを伴うプライオメトリックトレーニングを行っていきます。

CKCトレーニング

➊スクワットカーフレイズ
➋カーフレイズ
➌カーフレイズ+ジャンプ

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