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Osgood-Schlatter病| ➍ アスレティックリハビリテ―ション

今回はOsgood-Schlatter病に対すアスレティックリハビリテーションについてご紹介していきます。

前回は運動療法について解説させていただきました。

【Osgood-Schlatter病 | ➌ 運動療法】

Osgood-Schlatter病に対するアスレティックリハビリテーション

Osgood-Schlatter病に対するアスレティックリハビリテーションでは上半身の位置に考慮したうえで、下肢に対する負荷を上げたトレーニングを行っていきます。

これまでも解説してきましたが、Osgood-Schlatter病では大腿四頭筋の中でも大腿直筋に対する過剰な遠心性収縮が働き、脛骨粗面に対する牽引力が増加することにより発生します。

この原因の一つとして上半身後方偏位があり、上半身後方偏位を伴うランジなどの動作では、膝関節伸展モーメントが増加し、股関節と膝関節を跨ぐ二関節筋である大腿直筋による制御が求められます。この大腿直筋に対する負荷を軽減するためには、荷重時の上半身後方偏位を修正したトレーニングを行うことが求められます。

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アスレティックリハビリテーション

上半身の位置を留意し、股関節と足関節との連動性を高めることにより膝関節に対する負荷を軽減していきます。

アスレティックリハビリテ―ション
➊|Single leg Dead lift
➋|Split SQ
➌|Inverted hamstring
➍|Forward lunge
➎|Inverted hamstring lunge

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