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通院患者の視点で見る病院の現状

「今うちの病院でも感染病棟が満床でね。一般診療もいよいよままならなくなりそうなんです。」

3か月ぶりに通院した病院で主治医にそう告げられた。処方箋も過去2回と同じく3か月分渡されたが、未定である以上第1波の時と同じく薬だけが薬局から送られてくるという状況になりそうだ。

こんにちは。二寧です。

今日は久しぶりに病院への通院の日でした。私は既往症というか、場合によっては基礎疾患に値する持病持ちではあるものの、その症状の軽さから現状3か月に一度のペースで群馬県の北部にある総合病院に通院しています。

群馬県の北部。タイムリーな話ではありますが昨日今日で雪が多くて今日も「降っていませんように…」と内心ヒヤヒヤしながら病院に向かいました。

雪は降っていませんでしたが空気が大変ヒヤヒヤでした。寒かった。

すれ違う対向車のほとんどが分厚い雪を積んでいて、おそらく病院より先の地域は完全に雪に覆われていたのかもしれません。

さて、先ほどのお話に戻りますと、ここ最近群馬県では過去最多を短期間で更新するレベルでコロナの感染者が増えています。増えているのは主に群馬県の東部であり、病院のある北部も増えてはいるものの、東部では処理しきれない患者を受け入れている状況のようです。病床使用率も県全体で50%を超えてきており、先ほども申し上げた通り、このままでは一般の診療もできなくなるとお話がありました。そのためかいつも言われる「次は〇日にしましょうか」との話はなく診察は終わりました。

通院とはいえ私はあくまで投薬治療だけで済んでしまう軽症患者だからそれはそれで構いません。

しかし、本来この病院は原則紹介状がないと診察を受けられない深刻な症状を持った患者が来院する病院です。
「助かる命が助からない」と報道番組で医療ひっ迫を訴える様々な医師から聞いてきましたが、本当にそうなるかもしれないと今日主治医の先生のお話を聞いて痛感しました。

そして今日、群馬県では47名、東京都では822名の陽性者との報。
主治医の先生曰く、

「話を聞いているとみんな大体会食で感染していますね。3人でも5人でも、会食であれば感染する可能性は変わりません。」

とのこと。お昼休憩も気を付けないとな、と思いました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆様もどうかご自愛ください。

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