#53 【AIR/エア】 鑑賞。

1984年、人気がなく業績不振のナイキのバスケットボール・シューズ。ソニーは、CEOのフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。競合ブランドたちが圧倒的シェアを占める中で苦戦するソニーが目をつけたのは、後に世界的スターとなる選手マイケル・ジョーダン――当時はまだド新人でNBAの試合に出たこともなく、しかも他社ブランドのファンだった。そんな不利な状況にもかかわらず、ソニーは驚くべき情熱と独創性である秘策を持ちかける。負け犬だった男たちが、すべてを賭けて仕掛ける一発逆転の取引とは…!?


マット・デイモン
ベン・アフレック

若い頃に見た2人をまたスクリーンで見るのはなんだか懐かしい気持ちにもなった。若い頃は映画に行ってたんだな。

さておき。

おーもしろい!!おもしろかった。
エアジョーダンにはお世話になりっぱなしのバスケットボーラーなのもあってとても楽しめた。
夢のある仕事で、NIKEに入りたくなった。

もっとバスケに寄る話かと思ったらシンプルに企業の成功話が軸だった。ただ、ビジネスサクセスストーリーだからと言って淡々とその流れを見るだけではなく、しっかり熱くもあってワクワクして、ゴールはわかってるんだけどもそこへ辿り着くと同じ喜びも感じて感動もした。ヴィオラ・デイヴィス演ずるジョーダンのお母さんが主役と言っても過言ではないほど引き込まれた。

もっと、あの時代の背景をより深く学んだ上で見たくもなった。時代背景と、その後のジョーダンの歴史、光と闇も。

感想として合ってるかはわからないが、熱い仕事をしてみたい人生だった、と。帰りながらに思った。最初こそ、コイツなに言ってんだ?みたいな対応ばかりされていた主人公が果敢に挑み続けて、最後は『ここまでやってダメだったら仕方ない』と口にすることができて、同じことを言ってくれる仲間もできて… なんかそこに熱さを強く感じた。また見たいな。

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