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[コロナ後遺症]希望という上澄みの下で藻掻くあなたへ #3

無事コロナ療養期間を経て、直ぐに職場復帰!とはいかずに、ホテル療養から帰還後1週間は自宅でお休みしていました。

その後復帰し、会社の状況は一変。とある事情によりグループ会社を巻き込んだ大忙しの業務が待っており、万全でない体調でありながら寝る間も惜しんで日々変わる偉い人のフィードバックに対応しながら、常にフル回転。
もちろん休日出勤。

体調が復活しないと上司に相談をしましたが、体調不良の原因が不明確で、結果対処法も状況も未解明であったので、とりあえず仕事は続行。これが良くなかった。

夏くらいになると、
あれよあれよとなんか調子がいいぞ!
よっしゃ仕事だー!
となったのもつかの間。

あれ、なんかまた体調悪い…今度は息苦しいのもある…
なんかダルい…胸が痛い…眠れない…
仕事うまくいかない…やばい…

こうなったら手遅れサインです。素直に休めばよかったものの、このまま無理をしてしまいました。結婚の時期を迫られていたというプレッシャーもあり、休むわけにもいかなかったという理由もあります。なによりキャリアに傷をつけてはいけないと、そう思っていました。

ですが、体調が良くなる気配が全くない。上司に相談しましたが「それってストレスかつ心因性のものでは?」と、まともに取り合ってもらえず、あらゆる医者を巡りました。

ありとあらゆる数字を調べていただき、問題なし。狭心症を疑い、ホルター心電図を実行しても、問題なし。若干頻脈傾向。

産業医がいる会社だったので、幸いにも相談できたことで私は休職すべきと判断いただき、上司にも限界だと話し、そのまま夏が終わる頃に休職を始めました。

これがやばい。

休んだらどんどん起き上がれなくなっていく準寝たきり状態。食事とトイレ、簡単な買い物以外はほぼベッドかソファの上。スーパーに行くのもかなり重労働に感じるようになっていきました。シャワーするのも一苦労。排泄するための力む筋肉も弱くなっていく。胸痛が酷かったので、強い疼痛治療剤を処方してもらっていましたが、副作用で真っすぐ歩けない。

そんな日々が始まりました。

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