iOSアプリの審査でスクリーンショットが原因でリジェクトされた場合の対処法（We noticed that your screenshots do not sufficiently show your app in use. Specifically, your screenshots do not display the actual app in use.）

iPhone, iPad 用のアプリを何度も新規リリースやアップデートをしていると、たまに審査が通らない（リジェクトされる）ことがあります。

私の場合、一番経験のあるリジェクト理由がこのスクリーンショットのリジェクトです。（所謂、Metadata Rejectedというやつです。）そして、タイトルにも書きましたが、私の場合たいてい理由はこれ↓です。

We noticed that your screenshots do not sufficiently show your app in use. Specifically, your screenshots do not display the actual app in use.

要は、提出したスクリーンショットが、実際のアプリで使用されている画面表示と異なるという理由でのリジェクトです。

私はゲームアプリを作っているのでスクリーンショットでは、なるべく魅力的に見える場面を切り取る必要があります。しかし、実機でゲームをプレイして、いいタイミングを見計らってスクリーンショットを撮る、しかもiPad、iPhone8、iPhoneX以降、それぞれでこれを行うのはそれなりに手間です。

なので、ゲームで利用している素材を使って、画像編集ソフトでゲーム画面を再現し、各種サイズに対応したスクリーンショットを作るということをよくしています。そして、その際にゲーム画面が見やすいように、あえてボタンやスコア表示、ライフ表示等、一部UIを省いて再現させたりもしています。

この程度でリジェクトされることはあまりないのですが、たまに厳しいレビュー担当者に当たると、このUIの省略が原因でリジェクトされることがあります。（具体的に担当者にそう指摘されたわけではないので絶対とは言えませんが、経験上理由はこのUIの省略だと推測しました。）

ちなみに、一度審査に通過したスクリーンショットが、ゲームに変更を加えたわけでもないのに、アップデート時にリジェクトされるというケースが多いです。

経験上、一度リジェクトされるといくら言い訳をしてもスクリーンショットを直さない限り審査に通りません。（最初はレビュー担当者が何か勘違いしてリジェクトしたのかと思いましたが、どうやら単に厳格な担当者だったというだけみたいです。）しかたないのでスクリーンショットを修正しましょう。

当たり前ですが、実機で撮ったものに変えたり、UIを実機同様に再現して追加すれば審査は通るようになります。

先ほども書きましたが、レビュー担当者は、具体的にどこをどう直せばよいといった細かい指示はしてくれません。ですので、一度審査に通ったスクリーンショットがリジェクトされるとけっこう戸惑うかと思います。

というわけで、リジェクトされたスクリーンショットをどう直すべきか迷った方の参考になればと思い、この記事を書いてみました。

最後に、私の作成しているアプリ一覧を載せておきます。この記事が参考になったと思った方は、是非アプリの方も覗いてやって下さい。

KAZUYA KAMIOKA 個人でアプリをつくっています。