マガジンのカバー画像

ベースボールまみれ

76
プロ野球(千葉ロッテ)を中心にアマチュア野球まで色々と書いてます。
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

ショート平沢大河の可能性を探る

こんにちはワンドリです。(@hanachanlovebot) 単独でnoteを書くのは初めてのため、読みづらい点等あるかとは思いますがご容赦くださいませ。 さて、今回は第97回全国高校野球選手権大会では準優勝に輝き、その後日本代表にも選出され、名実共に当時の高校ナンバーワンショートとして活躍し、2015年ドラフト会議では楽天との競合の末千葉ロッテマリーンズに入団した平沢大河選手のショートとしての可能性と今日までの成長過程について書いていきたいと思います。西岡剛選手以来の高卒シ

スプリームについて

こんにちは。 先日、Twitterに投稿した「スプリーム」なる変化球の動画が話題になりました。 どんな変化球かというとスプリットとツーシームの間のような球です。 ブルペンでのストレートの球速は93〜96マイル(149〜154キロ)ぐらいなんですがこの球は92〜94マイル(148〜151キロ)ぐらい出ます。 試合の場面によっては96マイル以上出ると思います。 どれぐらい変化しているかというと4シームに比べ、約18cm落ちていて、約10cmシュートしている感じです。

”お待たせしすぎた”かもしれません。

世の中が緊急事態宣言に入り、軒並みイベントは自粛。 「プロ野球はエンターテイメントではなくて、もはや”酸素”。」 かの有名な人物ではなく、ただの独り言だ。 言わずもがな酸素は人間に必要不可欠なもの。 そして、”吸わなければ”死んでしまう・・・。 いやいや、野球が無いくらいで大げさな、それは流石に言い過ぎでしょ? コロナという歴史上稀にみる人類の危機下においてどこの誰が 「木の棒で硬いボールを打ち返し合う」ゲームを観たいんだ?と。 そんなものを観に行くなんてまさに”不要不急

人から盗んで”褒められる”話

ついにプロ野球が開幕しました。 初めて”無観客”という条件のなかでの開幕。選手のモチベーションコントロールは容易ではなかったはず。 しかしながら、始まってみれば各地で素晴らしい試合が繰り広げられ、コロナ禍においてなお自己研鑽を積んできた選手たちには改めて”プロフェッショナル”を見た気がします。 振り返ればこれまで当たり前に過ごしてきた毎日が突如として”自粛”という見えない鎖に繋がれながら過ごした約3ヶ月。 これまで”便利になること”に一辺倒だった世界から、”出来ることを

新エース・種市篤暉の進化

新しい時代がくると必然的に”新しいヒーロー”が生まれるもの。 その座を種市篤暉は射止めることができるのか? 涌井が楽天移籍したあと新背番号16を背負った若きエースは二木康太と並んでマリーンズの新エース候補の最右翼の一人であることに疑いの余地はない。 あとは昨年の”ブレイク前夜”から”本格的なブレイク”を見せつけられるか。 そこに期待していた初登板。 一番、目を引いたのは”ストレートの質の向上” バッターのスイングする軌道の”上”をボールが通過している。 つまりはバッタ

新生マリーンズ、未来の形が”うっすら”と

2020年6月24日、オリックスバファローズ戦。 その無骨な若者がバットを振り抜いた瞬間、センター前にあっという間にボールは転がっていったのだ。 それは彼にとっては2020年シーズン”初ヒット”。 この1本が出るまで10数打席。 なかなかピッチャーとタイミングが合わずに苦しむ打席が多かった。 不甲斐ない打席を積み重ねてきたものだが、それもまたスター候補ゆえの試練。 彼の名は、安田尚憲。 千葉ロッテマリーンズ期待の和製大砲候補。 昨シーズンの2軍本塁打、打点王である。 こ