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3年メモ、はじめました。

書くことが好き。

ほぼ毎朝、エクセルに前日の振り返りを記録している。「具体的に起きた昨日の出来事」「そのときの感情」「そこから得られる学び・気づき・見出せる自分の価値観」「次のアクション」をノートパソコンで打ち込む。

その後、ipadを取り出し、apple pencilを手に持ってジャーナリングを行う。ジャーナリングとは、テーマを決めたり決めなかったりして、あまり考えすぎずに頭に浮かぶことをそのまま書き出してみる作業。書く瞑想と言われる。頭の中のごちゃごちゃやモヤモヤが整理されていき、気持ちが落ち着く時間である。

頭を使って何かをまとめたいときは、紙のノートに頭の中を整理するように書いていく。会議中のメモや企画案を作る時、勉強する時、行動計画を立てる時、頭の中を整理しながら紙のノートに書くことが多い。

とにかく書くのが好きだ。特にペンを持って書くことが好き。

最近、哲学や思想の歴史を(といっても、基礎の基礎として高校生の倫理から)勉強している。政治経済、民衆の文化的活動、外国からの刺激など様々な社会情勢に影響を受け、長い時間軸の中で人々の思想や価値観は大きなダイナミズムを持つ。同時に、普遍的に存在しているように見える、その国(人間)「らしさ」のようなものも存在する。歴史っておもしろいなぁと思う。いや、人間っておもしろい。

そんなことを思いながら、少し視野を狭めて自社の歴史を辿ってみる。創業者の価値観や生み出されてきた価値の変遷を辿り、現在起きていることに目を向けると、変化しない部分・変化している部分が見えてくる。少しだけ未来を想像できるようになった気がする。

個人に目を向けてみよう。私は社会人1年目からの日記がPDFで保存されている。(大学生時代以前の日記をなくしてしまったのが本当に悲しい。どこかの引越しのタイミングで恥ずかしくて捨ててしまったのかもしれない。)

そこにはたしかにストーリーがあり、変わる部分と変わらない部分が見えてきて「自分らしさ」を再発見できる。「自分らしさ」が見つけられると、いまを自分らしく、未来を自分らしく歩んでいける気がする。(夏休みあたりに時間をとって全部読み返してみよう。)

本屋さんでふと目に止まったのが「3年メモ」。表紙の柔らかさ心が動いて手に取った。フォントも色も好き。ときめいた。

「3年メモ」は1年前に書いたこと、2年前に書いたことが見えるようになっている。1年後、2年後、自分の何が変わっていて、何が変わっていないのだろうか。楽しみになる。

いまふとタイピングを止めて、Googleカレンダーを1年遡って予定を確認してみた。何を考えていたのだろう、と想像してみるとちょっとびっくり。環境も心のあり方も大きく変わっている。とても嬉しいことがあったりワクワクすることがあった時期だったことを思い出す。心身が温まる。

1年前を毎日味わいながら今日という日を振り返ったら、より1日1日をより大切にできる気がする。より豊かな明日に向けて、どう過ごそうかを考えられる気がする。

反省点や改善点も書こうと思う。だけど同時に、嬉しかったことや喜びも書き残していきたい。

1年後の自分が見返して、心温まる日々を過ごしていけたら良いなぁ。

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