より良い人生を送りたいなら、まずは行動すること。
ようやくGWに突入し、
現在リフレッシュ中の
ぽむりんこさんです。
今回は、
私が発達障害かもしれないと気づいてから、
どのように行動していったかを
書こうと思います。
やるべきことの整理
前回、私は図書館やネットで調べたり、
自治体の福祉センターに相談をしに行ったり、
と記述致しましたが、
色々調べた結果、
この2つを実行しなければならないと
感じました。
・「まず病院で診断をしてもらうこと」
・「障害者手帳を取得すること」
病院選びとお金
ぽむりんこさんは、
地元神戸で、
「発達障害」を診てくれる
町の心療内科をネットで探し、
週に1回の通院を開始しました。
今では発達障害専門クリニック
なるものも存在し、
色々なテストを受けたり、検査をしたりで、
20万ものお金を取られるような、
民間の病院もあります。
ただ、今後どのような仕事に
就けるかも分からないし、
転職活動にどれくらいの
期間がかかるかも不明なので、
なるべくなら、保険適用が効く、
町の心療内科や精神科、
もしくは紹介状を書いてもらい、
大学病院に通院をした方が、
個人的には良いかと思います。
(ちなみに,町の心療内科や精神科でも
診断はしていただけます。)
また、病院に通っている間も
辛いかもしれませんが、
仕事はできますので、
働きながら通う、という方法もできますよ。
※当時ぽむりんこさんも、
アルバイトや、PCスクールに通いながら
通院をしました。
※この間にMOSの資格も取得しております。
また、お金についてですが、
神戸の心療内科だと、
1回の受診が2,000円。
手帳を取得する場合は、
半年間通院が必要ですので、
例)週1回の通院を半年続けた場合。
・診療代
2,000円×4(1か月)×6=48,000円
・病院までの交通費
240円×2(往復交通費)×4(1か月)×6=11,520円
・診断書発行
4,000円
→この診断書は、市役所や区役所で、
手帳を発行する時に必要になります。
・証明写真
800円
→手帳に貼り付ける写真になります。
合計で、60,320円ほど出費をしました。
1人暮らしをしながらだと、
+6か月ほどの生活費が必要になります。
手帳を取得するまでの仕事探し
実はこれが一番苦労しました。
「診断」と「手帳」を取得するまで、
ぽむりんこさんは、
「何の問題もない普通の人」と
して社会的に位置付けられるため、
仕事先でトラブルになると、
ぽむりんこさんは、即クビになります。
昼間の仕事で
トラブル続きだった、
ぽむりんこさんは
何の仕事をしたら良いか、
本当にわからなかったのです。
しかも東京と違い、
地元だと,同級生やその両親が、
働いていることもあり、
下手をすれば噂になって、
住みづらくなるからです。
かといって、
得意の水商売を選ぶと
もっと噂になって、
ぽむりんこさんの家族も住みづらくなります。
ぽむりんこさんは最終的に、
通勤1時間、片道700円交通費がかかる、
舞台関係の営業のアルバイトを
選びました。
しかもその職場は、8時間労働に対して
休憩30分しか取れず、
休憩中も、必ず皆一緒に固まって、
ご飯を食べなければいけない。
という謎ルールが課せられており、
交通費支給なし、時給1000円という
ブラックバイトです。
なぜ、こんなバイトを選んだって?
とにかく同級生と鉢合わせない空間を
第一優先に考えたら、
人が集まらない、人が嫌がるバイトを
するしかない。という結論に至ったからです。
自分が生まれ育った地域というのは、
1回の仕事の失敗が、とんでもない噂となり、
生活を脅かす、大きな致命傷となるのです。
バイト中の苦悩
当時のバイト先は「女性」しかおらず、
ぽむりんこさんは、
休憩中のコミュニケーションに苦労しました。
何に苦労するのかって?
例えば、女の子同士ってよく、
「紫のシャドウかわいい」
「茶色のパウダーかわいい」と、
お化粧の話をします。
その時のぽむりんこさんの頭の中は、
「紫=かわいい」「茶色=かわいい」
え?紫と茶色同系色じゃないよ。
会話が成立してなくない?と
パニックになるのです。
そして、ぽむりんこさんが
その点を指摘すると、
周りの女の子たちは???という反応になり、
場が白けるのです。
→今は、上手く合わせることはできます。
ただ、そんなぽむりんこさんに対して、
周りの人は
「わざとらしい天然キャラを演じている。」
「一緒にいて疲れる」
「変わったことを言って、上司の気を
引こうとしている。」
と印象を持たれてしまうこともあり、
ぽむりんこさんは、誤解をなかなか
解けずに「孤立」するという
パターンを繰り返します。
じゃあ、水商売時代はどうだったの?
というお話しになるかと思いますが、
水商売時代は、
とにかく待機時間を作らないように
お客様を呼ぶことに集中しました。
とにかく呼んでしまえば、
他の女の子としゃべる必要が
ないのと、
何人かでお客様と付く時は、
ぽむりんこさんは、
ひたすらニコニコ黙ってるか、
テーブルの整理をするなりで、
何とかごまかせたのです。
(ただ、女の子によっては、
ぽむりんこさんは
目の敵にされることもありました。)
今となっては、本当にバイト先選びを
間違えてたな。と思います。
当時は「ぼっち」を楽しむという文化もなく、
1人で休憩時間を楽しむ女性というのは、
バイト先では認められない存在でしたので、
ぽむりんこさんは、
1人で落ち着くこともできませんでした。
ああ、生まれる時代があと20年遅かったら、、
「アスペルガー症候群」で手帳取得!
女性同士の人間関係に悩み、
病院で処方された薬も、
眠くなって、勉強や仕事の邪魔になるので、
2週間で飲むのを辞めて、
薬はゴミ箱行きになりました。
病院では、
色んな絵を描くテストや、知能検査を受けました。
※ちなみにMRIも受けましたが、
総合的に、知能には異常はありませんでした。
診療時には,
家族の状態や、学校での振る舞いなどの成育歴を聞かれ,
身体動作テストや国語テストなどを受け、
ぽむりんこさんは、
「アスペルガー症候群」という診断が下りました。
そんなこんなで、
ようやく半年が経過し、
病院と区役所での手続きが済み、
晴れて「精神障害者手帳」を取得した日には、
私はこれから昼間の仕事で活躍することができる!
と、将来への希望に満ち溢れました。
※ちなみに「発達障害」は、
知能検査によって、「療育手帳」になったり、
「精神障害者手帳」になります。
しかし,昼間の仕事で活躍するまで、
ここからあと、10年の月日が必要だったのです。
現在はというと…
現在、ぽむりんこさんは
精神障害者手帳を持つのを辞め、
障害者枠ではない、
通常の求人枠で、中間管理職として
就業しております。
その経緯についても、
またお話し致します。
それではまた1週間後。
皆様、良いGWを!!
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