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性別について。 #1

語るのは勿論僕の性別について何ですが、それにあたってざっくり概要を話さねば!よし!


性別と言われると男!女!しかないと思いがちですよね。
そりゃあそうですよ、この国では二択で丸する文化が根付いておりますもんね。(役所とか病院とか履歴書とか)
僕はふたつマルをつけてちょっぴり大人さ♪ってなもんでやっていきたいんですが、実際生きていく上では"女性"として国に登録されてるので、二択しかない時は真ん中の「・」も含めて丸をするようにしてます。なんとなく足掻きです。

最近はLGBT+Qのような言葉が大分世の中に浸透してきました。当事者の方やそれを支援する方達が頑張ってるお陰でしょうね。
ちなみにですが、僕はこの言葉に当て嵌められるのは好きではないです。
あえてこういう場で説明する時には使いますが、普段は使いません。

僕自身振り返ってみると昔と少し性自認が変わったので、性的指向も変わりました。変わったというよりは片方は固まったと言った方が正しいのかもしれません。

まず、誤解がよくあるので太字にしておきますが、性自認はその人が認識してる性別です。

僕は身体は女ですが、性自認は僕は男です。ただ、これに関しては昔は完全に男でしたが、小さい時に母に「僕」という一人称を使った事を気持ち悪がられ、直すようにと言われたことにより「私」という一人称を使い、"女性のフリ"をして過ごす事になり殆ど男という認識へと変化しました。
しかし、根底では大きくなれば男性器が生えてくると信じてましたし、女性のフリをキチンとすることで母に褒められるのでそこに対して基本的には窮屈ではありませんでしたが、世間に女性扱いをされた時はやはり胸がズキズキと痛みました。シンプルに性別に違和感を感じることなく生きてる方もわかると思いますが、性別に当て嵌めて分けられることが多い世の中なので、僕の胸は常にザワついてました。が、女性のフリは問題無く続いていました。僕は特撮や恐竜等も好きでしたが、お花や星、ぬいぐるみも好きでしたし、可愛いものも好きだったので、母や父は僕を女の子と信じていたでしょう。


今でも仕事の時などは女性として働いているので、僕の性自認が殆ど男だと信じて貰えないこともしばしばあります。胸はナベシャツという現代版サラシみたいなもので常に潰しています。ブラジャーをつけていた事もありますが、やはり、パッと見た時自分に胸があるっていうのは違和感があります。なので何れは胸を取ってしまいたいなと思っています。

僕が女性のフリをして生きてきたことは自分自身の性自認や性的指向を揺らがすことにもなりました。


「僕ってもしかして女なんじゃないか…?」
「このまま男のことを好きになれるようになるんじゃないか」
「僕はなんなんだろう?」

等数え切れないほど考えました。

そして先程伝えたように身体は女性ですが、僕の性自認は殆ど男性。
勿論恋愛対象は女性でした。

でした。


過去形です。今は基本的に男性が好きなので、気持ち的にはゲイ寄りのバイって感じでしょう。ちなみにこのゲイやらバイってのが性的指向です。どんな人を好きになるかって感じですね。ざっくりな説明ですが。
ただ、小さい時から常に女性を好きになる気持ちとは別に「こんな風になりたい!カッコイイ!」と意識する男性が居たのは覚えています。

僕を話すには切っても切り離せない性別の話。
まあ結局は人間性的な話なので僕の性別の話は気にならなくなると思うんですが(気にならないよう望んでいる部分は強いです)、色んな性別の人がいるよということが、今、悩んでいる当事者の方に伝わって

「なんだ、白黒付けないでそんなグレーでもいいんだ…」

って思ってもらえれば嬉しいのでエピソードやらを思い出しつつ書いていきたいと思いますので今回のは#1とします。

まあハッキリ今は男性が好きですと言ってしまいましたが、これを言えるようになるにはかなり時間がかかりました。これについても別の記事にあげていきたいと思います。






因みに、最近肌荒れに悩んでいます😣マスクのせいですかね…?


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