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すずめの戸締まり

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『すずめの戸締まり』は今まで観た映画の中で、トップクラスに良かったです。多くの人が感想や考察を書いていますが、私が読んだ中で共感できるものやハッとさせられたものを集めてみました。…
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2024年2月の記事一覧

「大事な仕事は、人からは見えない方がいい。」

 だいぶ流行には出遅れたが、新海誠監督作『すずめの戸締まり』を観た。(ホームシアター(パソコン×動画配信サービス)万歳!)  タイトルは、もうひとりの主人公である青年・宗像草太(むなかたそうた)のセリフから。  彼には、全国各地の「扉」を閉める役割を担う「閉じ師」であると同時に、「教師を目指す大学生」という表の顔もある。  彼の表の顔を初めて知り、就職を控えていることに驚愕する本作のヒロイン・すずめが、「閉じ師はどうするの?」と訊ねたとき、彼がこう答えるのが印象的だ。  

初めておかあさんと2人で観た映画『すずめの戸締り』

我が家には映画を観に行く、という風習があまりなかった。記憶があるのは、家族で年に1度行くか行かないかのドラえもんくらい。 だから、「すずめの戸締り」は母と2人きりでみた初めての映画だった。 ・ 上京してから2年。久しぶりに帰った実家で、テレビをつけるとCMが流れていた。私この映画気になってるんだよね~と伝えると、明日時間あるし、映画館行っちゃう?と、急遽2人で観に行く事になった。 ・ 物語は、4歳のすずめが、幻想的に煌めく不思議な星空の下を、さまよっている場面から始ま

新海誠が描く神とは?「すずめの戸締まり」

今回は、新海誠作品について書いてみたい。 彼は、いまや日本屈指のヒットメイカーだよね。 最新作「すずめの戸締まり」を見ても、抜群の安定感である。 「ほしのこえ」に始まった初期作品は「別れ」をテーマにしたものが多かったが、今は違う。 特に「君の名は」以降はひとつのスタイルが固まってきて、いわゆるボーイミーツガールのセカイ系ってやつか。 初期作品に比べればかなり後味がよくて、「すずめの戸締まり」に至っては歴代最高のハッピーエンドだったといっていいだろう。 よくできた作品だった。

すずめの戸締まり@上海2024.2.1

ヤッホー 今日は、友だちとおうち映画しました。 めちゃくちゃ優雅な帯同生活!! (今日初めて思ったかも) 子どもが幼稚園行ってる母同士、 映画でも見る?ってなって、 1人では見ないけど、気になってる映画を見ることになりまして、 おうち映画会の第一回目が 『すずめの戸締まり』でした。 2人で観て良かったし、 映画館じゃなくて良かった。 字幕ないから聴き取れないところとかあって😅 あともう年齢のせいなのか 2時間映画は半分くらいの時点で 時計チェックしちゃうね笑 「…