新海誠が描く神とは?「すずめの戸締まり」
今回は、新海誠作品について書いてみたい。
彼は、いまや日本屈指のヒットメイカーだよね。
最新作「すずめの戸締まり」を見ても、抜群の安定感である。
「ほしのこえ」に始まった初期作品は「別れ」をテーマにしたものが多かったが、今は違う。
特に「君の名は」以降はひとつのスタイルが固まってきて、いわゆるボーイミーツガールのセカイ系ってやつか。
初期作品に比べればかなり後味がよくて、「すずめの戸締まり」に至っては歴代最高のハッピーエンドだったといっていいだろう。
よくできた作品だった。