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酒は国益か、損益か

 来年のカレンダーはANAからJALに戻る。10月に予約しないと、売り切れちゃう。マイルで無料。『A WORLD BEAUTY』シリーズは無敵の存在感。

 さて、年末ってこともあり飲み会が増える時期。特に最近際立つのはFaceBookで見る同級生の書き込み。コロナ禍が開けて、3年振りのプチ同窓会の報告が目立つ。

 当然飲む。2次会、3次会。皆さんまだまだ若い。64歳は老人への過渡期、元気に飲んでいる様子が伝わってくる。

『元気でいつまでも酒席を続けよう!』なんて言ってる。

 んんん?なんか根本的なズレを感じるのは、ソバーキュリアンの性かな。「いつまでも元気で会いたいなら、断酒しましょう」って、大きなお世話を言いたくなるけど、グッとガマン。価値観の押し売りはいけません。

 酒を楽しまない老後なんてありえないでしょ、なんで辞める必要があるの?身体壊したの?なんて言われます。最近はソバーキュリアンを公言してますから。

 飲むことで、気分が高揚して宴会は盛り上がる。製造会社も儲かる。従業員の給料も上がる。民放TVや広告会社も儲かる。酒税によって国も潤う。

 Win Win関係です。お酒は素晴らしい。

 が、大きな落とし穴は、医療費増大による社会保険料負担。ただでさえ超高齢化社会を迎えて、医療費は莫大化している。健康保険料も上がり続けている。

 日本人は生まれながらに皆保険制度が当たり前だと思っているけど、個人主義のアメリカ人のソバーキュリアンだったら、「酒飲みの医療費なんて負担しない!」と言い切るし、実際に払わないでしょう。

 医療の進歩で簡単に死なないのですが、酒がもたらす慢性病は多い。その中でも心不全、糖尿病、肝機能障害、一生障害の残る脳梗塞などに費やされる医療費は甚大であり、すでに社会問題化している。

 そういえば、喫煙者と非喫煙者では、民間の医療保険は割引制度を設けている。3割にも達する会社もあったと思う。

 飲む人と飲まない人で、社会保険料に格差を設ける。これ良いかも。

 証明は簡単。医師に診断書を書いてもらう。血液検査をすれば一目瞭然でですからね。

 さっき思い付いた制度としては、なかなかイケてます。

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