見出し画像

酒呑みの前処理と旨い飲み方

 noteにはソバーキュリアスのメリットを紹介しているけど、同時に酒飲みだった頃のことを思い出すには良い機会になっています。今までどんな飲兵衛だっか、記録してさらにソバーキュリアンへの道を確立しましょうかね。

 酒を上手く飲むために。

・まずは、空腹であること。胃袋は空、これ飲み始めの必須な最低条件。
・当然喉はカラカラにする。2時間前から水分は取らない。

 そして、まずビールである。喉を鳴らしながら、どこまでも一気に流し込む。乾いた喉を黄金色で芳醇な香りの炭酸飲料が胃袋へ墜ちていく。食道を軽く焼き尽くし、空っぽの胃袋に到達した時の快感。タマラナイ。

 少しはツマミを食べながら、1リットルは飲む。お腹が炭酸で膨れたら、一休み。次に備えましょう。ビールは当然味気ない発泡酒ではない。

 次は焼酎かな。半々くらいで水割りして、主に食事を楽しむ。魚の刺身だったり、馬刺しだったり、生牡蠣だったり、結構リスキーなものが好き。

 次は日本酒へ移行しましょう。大吟醸は贅沢なので、冷であっさり目の地酒がいいかな。さらに辛口。あてはノドグロの焼き物なんかが最高。3合は飲みましょう。

 枡酒にして、溢れた酒をすするのがツウです。

 さてここらで暫し休息。ここまでの流れは、基本的に自宅。外だとお金掛かりますからね。酒や肴は、前日から入念に準備します。

 落ち着いたら、透明類から琥珀色へ。安物でなければ何でも行けます。バーボン、スコッチ、ブランデー。まあコスパで7年物くらいのバーボンかスコッチですかね。

 最初はダブルの水割りから始めて、最後はショットで一気に流し込みます。胃袋はかなり消化しているので、食道の粘膜を焼きながら、胃袋に到達して、ポッ!と火が灯ります。

 そして、その後に鼻からスモーキーな香りが抜けて行きます。最高です。

 そして、やっと酔って来て、寝るまでチビチビ飲む。最高にカラダに悪い飲み方です。でも、当時はこれが最高の楽しみだったのです。

 人間って、勝手なもんです。こんなにあらゆる酒を飲んでいたのに、今では、中毒性のある薬物、って認識が確立しています。まだ、断酒3年の若輩者ですけどね。

 酒を飲む魔力と同等に、断酒する好奇心もかなり強く存在していると感じ入ってます。ここまで思い出しても、まったく飲みたくないですからね。『禁酒中のアル中』ではなくなってきたかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?