金融機関に投資を勧められた話
退職金を貰ったらすぐに電話がかかってきた
今は昔、コロナで株価が大暴落する前後の話ですが、長年勤めていた会社から退職金を貰って、銀行に振り込んで貰ったときの話です。二つの銀行に分けて振り込んで貰ったのですが、二つの銀行からほぼ同時に投資を検討しませんかという電話が何度も掛かって来て、担当者と会うことにしました。
銀行って、いつ、いくら振り込まれたかも、住所も、電話番号もすべてわかるんだよねと苦笑いしました。
都銀提案「投資信託」
都銀の提案は外国債券を中心に扱う投資信託の提案でした。基準価格11,700、販売報酬3%、信託報酬2%だったかな。勧誘員は銀行を卒業したバイタリティ溢れるおばあちゃんでしたが、詳しい話を聞きたいと夕方行くと目の覚めるような異国風美人行員が応対してくれました。ちょっとオーと思いながらとりあえず説明だけ受けて、後でネットで調べると2%の信託報酬は高過ぎとあったので、知識もないし今じゃないかなとお断りしました。
都銀提案「投資信託」を100万円購入した場合の現在収支
投資費用は、販売報酬は100万円×3%で3万円で100万円+3万円=103万円となります。※仲介手数料もあった気がするけど手元に資料がないので不明
現時点の基準価格は丸めて12,800なので、現時点の評価額は
1,000,000/11,700*12,800=1,094,017
で約6万円のプラス。2%の信託報酬重しだよね?
地銀提案「仕組み債」
地銀の提案は地元の企業の社債を対象にしたEB債だったように思います。今思うと資料回収されたことを考えて少し問題ある商品だったのかなと考えてます。怪しすぎると思い断りました。こちらはかわいい系の行員でした。
内容はうろ覚えですが、利率は5%だけどある一定の価格以下になると転換社債になると説明された気がします。その後、地銀に顔を出したときに呼ばれて行使価格下回りましたねと言われました。コロナ暴落食らいましたからね。また違うものを勧められましたが・・・。
今、その地元企業の株価を見ると基準価格の2倍になってました。
今の経験値で考えると
投資信託はそんなに悪くないけどもっと他にあるよねと思う。仕組債は、危険性が高いので定年後は特に避けるべき商品。
定年まで金融知識が未熟なのは資本主義社会では致命的。義務教育で教えるべきだと思う。そういえば、最初に買ったお金の本「お金の大学 両@リベ大学長」を中学で教えないかな。
結局どうしたか
「お金の大学」の教えの通り、楽天証券に口座を開設して、NISAで積み立て中。現役時代にNISAやってればあくせくしなくて済んだのに!年金の足しにならないかなと配当金株にも挑戦中。
楽天銀行にお金を移したので電話はかからなくなりました。ちなみにSBI証券も持ってます。今は手数料から考えると2択だと思う。
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