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速筋繊維を鍛えよう!

人間の身体の中で自分の意思で動かしたり、鍛えたりできるのは骨格筋と言われます。
そして、骨格筋は速筋と遅筋に分けることができます。具体的には、速筋が瞬発力やパワーを発揮する筋肉、遅筋が持久力の高い筋肉です。イメージしやすいのは、同じ走るという競技でも前者が100M競技者、後者がマラソン選手です。
私は、「速筋を鍛えよう」とお伝えしたいです。
主な理由は2つあります。

1つ目は、速筋は遅筋に比べて鍛えないと年齢とともに衰えやすいため。
速筋を鍛えなければ、瞬発力やパワーが低下します。
「瞬発的やパワーの低下が起きても、日常生活には支障はない。」と声が聞こえてきそうです。果たして、本当にそうでしょうか?
躓いた時、一歩足を出す動作がゆっくりでは間に合いません。瞬間的に一歩を出すことで転倒を防ぎます。速筋の要素だけではありませんが、鍛えることで一歩が出やすくなります。
速筋を鍛えるには、筋トレやジャンプなどが効果的です。今のうちに一歩踏み出せる体を作りましょう。

2つ目は、速筋が多く含まれる部位は、筋肉がつきやすいためです。
筋肉の部位によって速筋と遅筋の割合は変わります。(※人によって個人差があります。)基本的には、50:50の割合で各部位に含まれていることが多いです。
その中でも速筋が多く含まれる部位は、大腿四頭筋(モモ前)や大胸筋、上腕三頭筋(二の腕)あたりと言われています。それらの部位に対してパワーを発揮できるような高重量、低レップで取り組むのがオススメです。種目で言うと、スクワットやベンチプレスなどが該当します。
こちらも筋トレにて効果的に速筋を優位にトレーニングすることが可能です。

速筋が優位に働く筋トレに取り組めれば、年齢を重ねても動ける身体や、筋肥大による代謝アップの恩恵が受けられます。今のうちから取り組んでみましょう!

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