憧れの初老夫婦

以前、八丈島に旅行に行った時、そのホテルでは夜に星空観賞会となるものを行っていた。天気が良く星が良く見える時に行われる。

しかし、当然自然の事なので、中止の時もある。星空が見えなくて中止の場合、屋上には出ることが出来て、屋上の入口に電気ランタンが置かれていて使う事が出来る。

きゅうり君が行った時には、安全だけど星空観賞会は出来ない天気だった。でもせっかくに来たのだから、そして少しは星は見えたので屋上へとあがった。そうすると先客として初老の夫婦がいらっしゃった。

奥様ははランタンで照らされた僕の顔を見て驚くとともに、驚かせてしまってごめんなさいと丁寧に謝罪してくださった。この時点ではただの笑い話なのだが（笑）

その後、きゅうり君がランタンを持っていないことに気が付くと、足元を照らしてくださり、ご主人の方が、「もう戻るから、これ使って、」と仰ってくださり、返却場所までも教えて下さった。

夫婦仲良く過ごし、他人であるきゅうり君にも優しいご夫婦。とても心にも余裕のある方なのだと感じた。

せっかく八丈島に来たから、開店している温泉施設全部回ろうと考えている、きゅうり君とは雲泥の差である（笑）

noteでは僕「きゅうり君」の17歳からの27歳までの恋愛と、
27歳から30歳までのリアルな恋愛は諦めて腐男子として生きている等身大の自分を日記を公開しようと思っております