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99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る 岩佐大輝

著者の岩佐氏が、震災を機に、地元宮城県山元町を舞台にイチゴをメインに稼げる事業を始めた際のリアルな話がこの本の内容である。

綺麗事じゃない、大変な事象が数多くあった中での、数々の苦労を超えた上でのミガキイチゴの誕生であったことを、初めて知った。

事業を始めることは当然大変なことであるが、特に震災後の環境であることを考えると、想像以上に困難であったことが予想される。

岩佐氏の考えに共感しサポートする人財が数多くいたからこその”今”、周りの人々を信じ、また、周りの人々から信頼させることが本当に大切であることを、この本を読んで再度感じた。

それでは、私がこの本の中で印象に残った点を記載していく。

0章

・「今日だけの命だ」と思って100%を生きよう

・周りの人や社会のために力を使おう。それは、最後に自分に返ってくる

・仕事は「社会にどれだけインパクトを与えられるか」。やがてそれがお金に変わる。

・やるからには、日本一、世界一を目指さなければ、やがて滅びる。

・「何もない」ことに悲観せず、むしろ「ゼロから創り上げる」ことを楽しもう。

1章

・壁にぶつかったら「同じような例がなかったか」歴史を紐解いてみよう

・弱者が勝ち残るためには、得意な部分を磨きに磨いて、「一点突破」しよう

・わからないときは調べまくる。最後は専門家に聴きまくる

・誰かを巻き込むときは、まずはビジョンを語り、あとは現場を連れ回そう

・その道のプロに聞くときは、その分野のセミプロくらいまで勉強してから行こう

2章

・成功の秘訣は「さっさとやり始める」

・7割スタートの方が、むしろ早い。大成功するためには、さっさと失敗しよう

・「偶然的必然」を起こすために、弾を打ちまくろう

・「やるかやらないか」で勝負の99%は決まる

・リーダーはコミュニケーションを最後まで諦めない

・ギャップやこ競合いはイノベーションの源泉だから大切に

3章

・うまくいかない裏には、うまくいかない仕組みがある。最初にそれをあぶりだせ

・ルールにしたがって勝てないから、新しいルールを作ろう

・違う環境で育った強み同士を「掛け算」することですごい価値が生まれる

・「重要度」を見極め、優先順位をつけてから、変革に取り掛かろう

・置かれた環境に文句いう時間あったら、自ら動いて小さな成功モデルを創ろう

4章

・今日やれることは全部やろう

・命さえあれば取れないリスクはない

・スピードを上げるために、お金をうまく使おう

・ロジカル、情熱、ストーリーで人を巻き込もう

・「一人だけで成し遂げられることは少ない」と知ろう

5章

・とにかく1人でも多くあって、顔を覚えてもらう

・チャンスは人が連れてくる

・コネはあるものじゃなくて、つくるもの

・絶望の中でこそ、一歩踏み出してみると道が開ける

6章

・何かを理解してもらうには、現場を見せるのが一番早い

・それぞれがそれぞれの「現場」を持っている

あと一人、あと1分、勝負はギリギリで決まる

・反発があったら、新しいことをしている証拠

7章

・同じ波は2度と来ない

・迷うということは可能性があるということ。進もう

・完璧にしてから次にいくのでは遅い。8割まで行ったら次に進もう

・電光石火で行こう。スピードを高めると質はむしろ上がる。


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