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赤ちゃん抱いてカラオケ飛び入り参加

最後にお盆で帰ったのはいつだったか。母か義姉の新盆(2009、2010年)だったので、もう10年以上も前の話だ。

炭坑節(福岡)に誘われ盆踊りへ。小学校は既になく校庭は小公園に生まれ変わった。中央にやぐらが組まれ、その周りで会津磐梯山(福島)ドンパン節(秋田)などに合わせ踊っていた。

高価そうなカラオケセットが目に留まる。やおら司会者がカラオケ大会開幕を宣言した。NHK「のど自慢」みたいなもの。1位~3位までに入るとトロフィーや賞品がもらえるらしい。

出演者は15人で中高年が多い。演歌を聴きながら、これなら勝てるなと自信が湧いてきた。後半は飛び入り参加OK。一番手は20代後半のママさんで、赤ちゃん抱いてステージに立った。

最初に手を挙げただけあって歌はうまかった。選んだ曲は真室川音頭。ジーパンとTシャツ、浴衣姿の中で、清楚な白いワンピース。今はやりの歌と思わせ山形の民謡と、演出も巧みだ。

ママさんは3位以内に入れず。飛び入りの人はみな歌い慣れていた。当初、出てみようかなと思ったが、勝ち目がないので断念。あれから…。今夏も盆踊り&カラオケ大会は無理なのか。

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