命日をうっかり忘れ七夕に亡き母偲ぶ
「みちのくの 母のいのちを 一目見ん 一目見んとぞ ただにいそげる」(斎藤茂吉)
七夕さまさま。母の命日は忘れても、葬儀の日は忘れない。常々そう言っていた。母が亡くなったのは2009年7月5日午前5時45分だった。今年もうっかり忘れ、7日に亡き母を偲んでいる。
色とりどりの短冊が笹と一緒に揺られていた。短冊を前にし「お願い事が多すぎて困っちゃう」と書いて飾った娘の友だちも2児のお母さん。月日の経つのが早い。孫たちのお願い事は何か。
7日は「そうめんの日」だとか。ということで「昼食」はそうめんだった。「七夕とそうめんは古くから関わりがあり、江戸時代には七夕に食すものとして一般的だった」。これは、また聞き。
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