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「元気でね。77さい、㐂」👑もグー

センターテーブルは新聞、チラシ、電子辞書、テレビのリモコンなどで乱雑だ。たまに整理するが、物を置いていないときは強化ガラスの下から天声人語(2023・5・30)の切り抜きが見える。

「出前のラーメンを食べている人がいる」で始まり、締めが「さよなら、週刊朝日」。先日、図書館に行き週刊朝日を探していた。休刊をころりと忘れて「どうしてないんだよ」と言いながら。

4人の孫が「手紙をここに置いて」と、天声人語のそばを指さす。この日その作業を行った。中1が「77才の誕生日おめでとう。自分は来年から中学生になりますが…」。これ、いつ書いたの。

小2は「おたんじょうびおめでとう。ながい気してげん気にくらしてね」。げん気はいいけど「ながい気」って? 男2人はミスが目立つ。園児は字が書けないので顔を描いた。メガネがいい。

小4は「たんじょうびおめでとう! 元気でね。77さい、㐂」。お母さんに教わったのかな。喜を草書体で書くと㐂。分解すると「七・十・七」に読めることが喜寿の由来らしい。👑もグーだ。

次いつ来るか分からないが、いつ来てもいいように天声人語と一緒に強化ガラスの下へきれいに並べた。テーブルの上を整理することによって孫たちの手紙が目に入る。いいこと尽くめだよね。

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