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尊敬する人物は原敬と言えばよかった

いろいろな研修で講師から「尊敬する人物を教えてください」と聞かれた。岩手県出身の政治家・田子一民、鈴木東民の2人というと、中年の講師は興味を示さず話題を変えた。

いっそのこと原敬と言えばよかった。田子一民は衆議院議長などを務める。鈴木東民はジャーナリスト、労働運動家、釜石市長。その後、同市議も。知名度では鈴木東民だろう。

こんなことがあって、次回の研修以降、尊敬する人物を変えた。聞かれたら会社の先輩と義母と言い続けた。当時、定年間際の講師に「なぜ義母か」と根掘り葉掘り聞かれた。

何気なく聞いてしまう「尊敬する人物」。普段はともかく、面接などで聞いてはダメだ。基本的人権の侵害や就職差別につながるという。いまの面接官は十分気を使っている。

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