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祖父の死亡時間、朝と夜では大違いだ

記憶違いはよくある。祖父は3月、自宅で亡くなった。高校受験直前だったのでよく覚えている。正確に言えば昭和38年3月7日死去。明治5年3月20日生まれだから90歳。この辺は合っている。

祖父が朝食の時間になっても起きてこない。母に呼んでくるように言われて見に行く。声をかけても目を覚まさず、亡くなっているみたいと母に報告。私は祖父についての作文にこう書いていた。

除籍本籍に「昭和38年3月7日午後9時40分本籍で死亡」と書いてあった。朝と夜では大違い。私の勘違いだったのか。中3の記憶はいい加減なのか。両親、兄夫妻も他界しており確認できない。

妻は令和4年3月3日午後1時5分自宅で死亡。正午過ぎには息を引き取ったが、看護師さんが「最終的には先生が来てからです」という。合点。祖父の時は医師が来るのがもっと遅かったのだ。

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