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CAG PUBG部門活動休止に伴い皆さんへ

「CAG PUBG部門活動休止」ついにこの時が来てしまいました。

Masashi選手が「この大会名なんだっけ?」と始まったあの瞬間から、豪華なCAG客船に乗って4年以上にわたる長い旅に出航していきました。そして今日、船は下船となりました。今までの思い出を少しだけまとめてみました。

<PUBGとの出会い>

2017年所属契約していた企業の経営悪化から、給与が振り込まれていない状況に気づかずに半年以上経過し、地元の仕事も突如無くなり、生活がピンチな状態で精神状態も悪化し、病院と自宅の往復以外は外出できないくらいの引きこもり生活の時、Youtubeを適当に見てた際にストリーマーさんが爆笑しながらPUBGをしていたのを見たことから始まりました。

そのストリーマーさんの相棒だったのがキマリ=ロンゾ選手でした。

<eSportsを理解しはじめる>

彼らのPUBGはとにかく楽しく、歳の離れた弟たちを見るような親しみある配信でした。いよいよPUBGが競技として国内リーグが始まるということにシフトしていくと、若者たちがゲームと真正面から向き合って行く状態となり、「え?ゲームだよ?そこまでストイックに?」と、eSports選手を初めて見ることになりました。CAGにキマリ=ロンゾ選手が在籍していたので、自然とCAGを応援していきました。

PUBGは、個性あふれるチームがたくさん見れました。80台のパソコンをひな壇に並べたオフライン大会は「こういう時代が始まるんだ」と感動さえしました。若いヤンチャ風な選手たちも気がつけば、丁寧な受け答えをする競技選手へと成長していました。

まさにPUBGの荒波が日本を襲ってきて、選手たちが荒波に立ち向かい栄光を手にしていくようなドラマを見ていたような気がします。

<個よりチームを応援しはじめる>

CAGはキマリ時代・イブリン時代・マオ時代(敬称略)と大きく進化していきました。これについては以前のコラム「αリーグからCAGを見てきて今が一番優勝に近い」を参照ください。

その中でも印象に残ってる名言(迷言)をいくつか振り返っていきます。

「キマリさんあとは頼んだ」
「Masashi!運転変われ!」
「誰よりもPUBGを愛しているのは誰だ! C!A!G!」
「CAGに清き1票を!」
「おもち君アレSRで抜いて→抜きました」
「GG~♪あ~何か下さい、ありがとうございます」
「ワンダーゥン!詰めて!詰めて!」
「ガチ!いくぞ!Powerrrrrrrrr!」
「笑顔~♪」

今振り返るとCAGは「最終日に奇跡を起こす」時が多かったように感じます。そもそも初日に空回りする安地運というのが、定説だったこともありました。
降格を免れた日、昇格をつかんだ日、最終日の最終試合までドキドキ・ハラハラさせられました。

<チーム存続に感謝>

CAGは残念ながら順風満帆な成績ではありませんでした。PUBGの戦い方の進化に乗り遅れた時期もありましたし、PUBG部門存続危機の時もありました。しかしチームはPUBG部門を継続してくれ、CAGで戦いたいという選手も継続して加入し続けてくれました。きっと選手は穏やかじゃない時も多々あっただろうと思いますが、ファンが今日までずっとCAGを応援できる環境を提供してくれました。

そして今月は、最後の国内大会を思いっきりファンとして楽しめました。さらにCAGからの最後のプレゼントだったかもしれません中国の天命杯にも出場してくれ、NewHappy・OPGG・Tianbaなどと真正面からぶつかりあって一喜一憂させてくれました。

そして今日のCAGチームからの発表を見て「CAG PUBG客船」は旅を終えるんだと、、、私のPUBGの旅路はここで終わりなのかと、、、正直まだ実感はしていません。たぶん2023年の大会が始まった時、CAGのチーム名の有無を確認しないと下船はしないと思います。

<PUBGを通じて実感したこと>

・eSportsの楽しさは40代の私でも体感できる。
・若い人に尊敬できる人が多く居る。
・若い選手が競技と向き合い、人として成長している。
・eSportsは老若男女楽しめる。

<CAGを通じて実感したこと>

・弟のような子供のような若い人の成長を間近で楽しめた。
・ゲームを競技種目(スポーツ)と実感させてくれた。
・一緒に応援している人たちを、戦友と思えた。

<最後に>

※一緒にCAGを応援してた皆さんへ※
いつも楽しくコメント・ツイートしてくださりありがとうございました。別々の場所でも、同じ時間・空気感を共有し、試合時の団結感は間違いなく国内チーム中「No,1」でした。

※CAG選手だった皆さんへ※
CAG PUBG選手として活動してくださりありがとうございました。バラエティ番組を見てるかのように笑う時、試合中にドン勝を獲り叫んだ時、あの時の皆さんの喜び合う姿は今でも思い出せます。仲間と掴んだ「成功体験」をこれからの人生にも生かして頑張ってください。

※PUBGファンの皆さんへ※
CAGが活動再開したら「おかえり!」と声をかけてください。
元CAG選手があなたの応援するチームに居たら「古豪所属だっただろ!意地を見せろ!」と全力で応援してあげてください。

これからはCAGに残る選手を応援しつつ、元CAG選手のPUBG活動も応援させていただきます。
また皆さんと何処かでお会いできることを楽しみにしています。


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