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人生楽ありゃ苦もある乗り越えサンバ

これは日記です。手書きで書いたものを書き起こしています。そのため、投稿日より過去の出来事が書かれます。

2023.03.06

ほぼ日のウィークリーを始めて、書くことのリハビリが出来てきたので自由な日記を再開してみる。思考の練習。

ペースメーカーの話

夫と病院に行った。子どもがほしいなら、ペースメーカーを入れる必要があるそう。それだけ、妊娠と出産は体に負荷がかかることなのだと改めて認識した。

ただし、ペースメーカーを入れることで心臓は耐えられるが、本当に子どもを授かるかは別問題だ。

私はペースメーカーを入れることに抵抗がある。とにかく手術が怖い。

子どものことを考えなければ老人になるまで入れずに済みそうではあるので、そもそもそこまでして私は子どもがほしいのか?と思ったりする。
そして、妊娠も出産も怖い。

いやわかる、世の中には自分の子どもがほしくても叶わない人だってたくさんいる。だけど、わたしは手術が怖いんだよ!!怖いもんは怖い!!

ペースメーカーって1回手術すれば済むもんじゃないじゃない。電池で動いてるんだし…。仮にそれを乗り越えても妊娠と出産が怖い。
この世、怖いものしかない。

夫は子供がほしいらしい。男の人も子宮があればよかったのにね、と心底思った。

あと、ペースメーカーについては両親(特に父親)も長く反対していたこともある。とにかく、両親に話すのが気が重くて憂鬱になった。

母親はペースメーカーを入れて普通に子どもが生めるならそれはそれで良いのではないかと比較的賛成してくれた。
わたしが生まれた頃のペースメーカーは馬鹿デカくて、生まれたての赤ちゃんにつけるには酷だったのだという。

それが今はかなり小型化した。機械が小型化している間にわたしは大人になった。

「ペースメーカーの負担が少なくなるまで、あなたの心臓はあなたを支えてくれた」と「これまでの人生、我慢が多かったから」と母は言ったが、私は自分が心臓のことで我慢した、諦めたということは1つとしてない。

もう1つは「お母さんたちは先に死ぬけど、子どもは年をとった時に頼りになるよ」と言っていて、つまりそれは、裏を返せば母が私を頼りにしてくれてるということだと思う。そう思うとあたたかかった。

だけど、仮に私が子どもを生んだとして、将来その子どもを頼りにする前提なのは違うと思っている。
こどもにはこどもの人生がある。

わたしは出来る限り、親孝行したいと思っているけど(両親が亡くなった時、そのことで後悔するのは絶対に嫌なので)、必ずしも自分の子どもが私の様に考えるとは思っていない。

私は本当に子どもがほしいかは、わからない。(自分の人生で、学生時代が特に辛かったから、生まれてきた人が同じ思いをしたらどうしようとか考えてしまう)

父親は思ったよりは拒否反応が起きなかった。でもやはり、手術して欲しくないというのがヒシヒシ伝わった。
途中から話していることが支離滅裂だったので、混乱していたのだと思う。どうしてもデメリットに目が行って心配になってるんだろうね。

昔は父親のことが嫌いだったので、父親が「お前の”ため”」と言うと虫唾が走っていたけど、今はそれを一旦受け取った上で自分の考えを話すことができる様になった。私ももういい歳だしな。
父親が混乱していた割に、比較的落ち着いて話ができたと思う。

問題の解決には至ってないけど、お話できたことは自分の実績として自信持っていいし、心が楽になった。

頑張ったからローファー買ったもんね!!届くのたのしみ!!
悲しい時は目を瞑って、先に虹の橋を渡った犬の背中に乗せてもらうんだ。

とりあえずタイトルだけでも元気だそうとバカみたいなタイトルつけておいた。

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