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耳かき、失くしちゃいました

今回は耳かきを失くした佐藤さんにインタビューをしました。

ー今日はよろしくお願いします

佐藤:よろしくお願いします

ー今回は耳かきを失くされたということですが

佐藤:そうなんですよ。ちょっと耳が痒いなぁと思って机の上見たらなくて。すごい困りました。

ー耳かきを失くしたのは今回が初めてですか?

佐藤:いえ、これまでに何度も失くしたことがありますね。

ー以前失くされたときはどこにあったんですか?

佐藤:それがよく覚えてないんですよね。ある日ふと耳かきが目に入って「あぁ、ここにあったのか」ってなったのだけは覚えてます。

ーどのような耳かきですか?

佐藤:茶色の木でできた耳かきです。ただ梵天のところは折れてなくなってます。

ーじゃあ半分しかないんですか?

佐藤:そうなんです。だから短くて失くしやすいんですよね。

ーなら新しいのを買うべきだと思うんですが…

佐藤:僕も折れた時に新しいのを買ったんですけど、耳の形に合わなくて、仕方なく折れたのを使ってるんですよ。

ーいやでも使いにくくないですか?短いと持ちにくいでしょうし…

佐藤:いや、僕にはこの耳かきしかないんです。

ーはぁ…そうですか。まぁ佐藤さんがそれでいいならいいですけど…

佐藤:いや、なんなんですか?あなたには関係ないですよね?だってしょうがないじゃないですか。気持ちよくないんだから。

ーならなんで失くしたんですか?そんなに大切なら失くさずしっかり管理するべきですよね?

佐藤:そ、そんなに言わなくてもいいじゃん…(泣)

ーあんたはいつもそうなんだから。自分のものは自分で管理しなきゃっていつも言ってるじゃない!

佐藤:え?

ーもう高校卒業するんだから、アタシがずっと世話してくれると思ってたらダメなんだからね!

佐藤:いや、あなた僕のお母さんじゃないですよね?

ーはい

佐藤:焦った〜(笑)

ービックリしました?

佐藤:はい。

ーというわけでインタビューはここまでです。今日はありがとうございました

佐藤:ありがとうございました。

ーじゃあこの辺で失礼しますね

佐藤:お気をつけてお帰りください。

ーありがとうございました

ポロッ

佐藤:何か落としまし…あっ!

佐藤:耳かき…!

佐藤:あいつ〜(笑)


というわけでこれ書いてる途中に耳かき見つかりました。山川一問一答の下にありました。

お騒がせしてすみませんでした。

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