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プロが教える!!肝臓の3つの働きと、5分でできる「足もみ」方法!!

こんにちは。足裏マッサージ師の「きゅん」です。
飲み過ぎたトキに肝臓(かんぞう)の疲れを考える方が多いでしょう。

肝臓は飲み過ぎたトキに代表される解毒作用が有名ですね。
この記事を読むことで、肝臓の働きと、病気予防のための行動がわかります。

肝臓は、成人女性で1.3kgほどで500mlのペットボトル2~3本分に程の重さで「沈黙の臓器」と聞いたことがあるでしょう。
ほかにも「化学工場」とも呼ばれ、あなたのカラダでせっせと働いてくれています。

肝臓の3つの働き ~代謝~

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肝臓の3つの働きとは
・代謝
・解毒
(げどく)
・胆汁(たんじゅう)の生成と分泌

あまり知られていませんが、肝臓は、胃や腸と同じ消化器に分類されます。

消化器とは、食べ物や飲み物の栄養を分解してカラダに取り込むことを目的としている働きです。
食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → 肛門

消化や栄養の吸収を助ける器官(臓器)は、肝臓胆嚢(たんのう)、膵臓(すいぞう)です。

たとえば、必要以上の栄養素またはエネルギーとアルコールなどを摂ってしまうと肝臓に脂肪がたくさんたまってしまいます。
フォアグラは、ガチョウの脂肪がたくさんたまった状態の肝臓で、人間でいうと、脂肪肝という病気の状態です。
私たちが、フォアグラのような肝臓になっては大変です。

脂肪が肝臓にたまると、機能が低下してしまいます。
肝臓で分解されたモノが、栄養素として血液とし全身をめぐり、栄養素として活用したり合成したりしてくれる役割があります。

肝臓の病気は、筋肉をつけること!!

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画像出典元:日経Gooday 日本人が知らない脂肪肝の新事実「筋肉を増やす」ことで脂肪肝は良くなる!
URL:
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/19/012600007/020600004/#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%88%86%E8%A7%A3%E3%80%81%E3%81%9F%E3%82%93%E3%81%B1%E3%81%8F%E8%B3%AA%E3%81%AE,%E3%82%82%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%81%8C%E7%9F%AD%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82

筋肉は、脂肪肝を予防できるという研究が出ていることがわかりました。

以下の2つが筋肉で、脂肪肝のリスクが上がります。
・筋肉量の低下
・脂肪の混じった筋肉
(質の悪い筋肉)

上の図からわかるように、骨格筋(筋肉)は4つの働きを持ち、肝臓をサポートしています。

筋肉を増やすためにも、足の付け根から足を出し全身で歩くことや筋トレをすることから始めてみることをおススメします。

肝臓の3つの働き ~解毒~

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肝臓はカラダの「化学工場」や「沈黙の臓器」と呼ばれています。
化学工場といわれる、解毒という役割を肝臓は担っているのです。

アルコールはもちろん、病気などで飲む薬などは代謝のトキに有害物質として判断し、弱毒化し排泄してくれる役割があります。

たとえば、お酒をたくさん飲んでしまった場合、肝臓の働きは、大忙しで、人気ランチ店のようにてんてこ舞いになってしまいます。
てんてこ舞いとなった肝臓は、私たちの体内では毒のアンモニアが作られて、血液としてカラダをめぐってしまうのです。

肝臓の3つの働き ~胆汁の生成と分泌~

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肝臓で作られる胆汁は、食べ物などの脂肪をドロッと乳化させて消化や吸収に重要な役割を果たしてくれます。

胆汁は肝臓で常に作られており、1日に600ml分泌され、500mlのペットボトルより少し多い量です。
色は薄い茶色でアルカリ性の液体です。

タンパク質を分解する働きや、コレステロールを排泄するために、とても重要な働きをしています。

胆汁の機能が低下すると黄疸(おうだん)と呼ばれる皮ふや目の白い部分が黄色になります。

肝臓の機能を高める食事はバランスのイイもの!!

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バランスのイイ食事が肝臓にもカラダにもいいです。

・アルコールは週2日は休刊日を
・主食、主菜、副菜を摂る
・油っこい食事ばかりはNG
・インスタント食品ばかりNG
・肉料理ばかりNG
・生活リズムが不規則なのはNG
・一汁三菜がBEST

バランスの良い食事は、肝臓だけではなくカラダ全体にイイことです。

主食・・・ごはん、パン、麺類(その他、小麦製品)
ご飯は、小麦製品に比べて消化吸収が緩やかで、血糖値の上昇もゆっくりで、腹持ちがイイです。

主菜・・・肉、魚、卵、大豆製品
タンパク質の食品が主菜で、大豆は良質なたんぱく質が含まれ、女性ホルモンに関係する大豆イソフラボンが含まれているので特におススメです。
タンパク質は、筋肉や皮ふ、そして臓器などを作るために必要不可欠なモノです。

副菜・・・野菜、きのこ、海藻
食物繊維やビタミン、ミネラルは、栄養の吸収や分解を行うために必要不可欠なモノです。

バランスのいい食事を摂るとカラダ全体によく、肝臓にも効果的です。

5分で両足できる肝臓の足もみ方法!!

肝臓の反射区

私が行う技術は、西洋の考え方をベースにした考え方のため、必ずしも痛いことが効いているからよいではありません。
「痛いことはストレスだ」という考えのもと日本人向けにアレンジされています。
そのため「痛気持ちい」力加減で刺激を行うコトをおススメします。

足裏全体にハンドクリーム(ボディクリームやマッサージオイルなど)を塗布してすべりをよくしてから行いましょう。
また、左右どちらも同様の刺激の仕方ですので、両足共に刺激を行いましょう。

肝臓のリフレクソロジー(反射区)

この内容を音声で・・・
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

場所の見つけ方
❶親指付け根下プクっとした足裏中央の最終地点に親指側から横向きに手の人差し指を置く
❷足裏の中指、薬指の間を下がり❶のクロスするところを目印にする

刺激の仕方
❸小指側面から❷を目指して押しすべらすイメージで刺激
 刺激手は、人差し指または親指で行う
❹❸のスタート地点から下がり6列刺激をしていく
 親指側へ真っすぐ、ゴールの中指と薬指間の下がったところ
 まんべんなく、土踏まずの開始地点まで刺激をしていく

まとめ

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肝臓の3つの働きとは
・代謝
・解毒(げどく)
・胆汁(たんじゅう)の生成と分泌

肝臓の3つの働き ~代謝~
消化や栄養の吸収を助ける器官(臓器)は、肝臓、胆嚢、膵臓です。

肝臓の病気は、筋肉をつけること!!
脂肪肝のリスクが上がります。
・筋肉量の低下
・脂肪の混じった筋肉(質の悪い筋肉)

肝臓の3つの働き ~解毒~
肝臓はカラダの「化学工場」や「沈黙の臓器」と呼ばれています。
化学工場といわれる、解毒という役割を肝臓は担っているのです。

肝臓の3つの働き ~胆汁の生成と分泌~
タンパク質を分解する働きや、コレステロールを排泄するために、とても重要な働きをしています。

肝臓の機能を高める食事はバランスのイイもの!!
バランスのいい食事を摂るとカラダ全体によく、肝臓にも効果的です。

5分で両足できる肝臓の足もみ方法!!
足裏全体にハンドクリームなどを塗布してすべりをよくしてから行いましょう。
左右どちらも同様の刺激の仕方ですので、両足共に刺激を行いましょう。


飲み過ぎたトキにだけではない「肝臓の役割(働き)ができると思います。
私たちが生きていく上でとても重要な働きをしてくれています。
規則正しい生活と食事でアルコールはほどほどにするというコトでカラダ全体や肝臓によいので、少しずつ代えていきましょう。

足もみをするとカラダがポカポカとカラダの中から温かくなり、カラダ全体にも効果があるのでぜひ行って頂きたいです。

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