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【思いつかないをなくす!】現役ライターが教える転職時の志望動機欄の書き方


転職をする際に、応募資料の中で一番悩むのが志望動機欄の書き方ではないでしょうか。学歴や職歴、資格などは経験通りに書けば良いですが、志望動機欄は何を書いたらいいのか悩んでしまいますよね。

この記事では、志望動機欄とは何か、どう書いたら良いのかを解説していきます。私は、現役ライターとして、文章を書くことを仕事にしているので、その経験も踏まえてお話していきます。

結論をお話すると、志望動機を考える際は以下の手順を踏まえてみてください。
・企業の情報をあつめる
・なぜ志望したのかを深掘りしてみる
・志望動機欄の書き方の「型」を使って書く
詳しくは、「書きたいことが浮かばない時の対処方法」の項目で解説していきます。


■そもそも志望動機欄は重要?


まずは、志望動機欄の重要性や書くべき内容を確認していきます。


・志望動機欄が履歴書の中でどのくらい重視されているのか


転職サイトのdodaが、2018年12月に過去三年以内に中途採用での書類選考を担当した103人にアンケートした結果によると、採用担当者が履歴書の中で最も重視する項目のランキングは以下の通りとなっています。

・1位:職歴38.8パーセント
・2位:志望動機・志望理由23.3.パーセント
・3位:自己PR10.7パーセント
・4位:写真9.7パーセント
以下略

1位の職歴がずば抜けてポイントが高い様に見えますが、2位の志望動機・志望理由と3位の自己PRはいずれも志望動機として記載する内容です。この2つを足すと34.0パーセントとなり、1位の職歴には及ばないものの、重視されていることが分かります。

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・志望動機欄に書くべきことや文字数


市販の履歴書では、「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」となっている場合が多く、その形式の物では、必ずしも志望動機を書かなければならないわけではありません。しかし、この欄に好きな学科など転職と関係のないことだけを書いたら、採用担当者はどう思うでしょうか。

あなたがその学科が好きなことは伝わりますが「だから何?」と感じるでしょう。特技や好きな学科を使ってこの欄を書いても良いですが、ゴールはこの欄を埋めることではなく、採用してもらうことです。

絶対にこの内容を書かなければいけないということはありませんが、応募企業へのアピールになることや、熱意が伝わることを書くとよいでしょう。何を書けばいいか分からないという人は、志望動機と自己PRを書くようにしましょう。

文字数については、志望動機欄のサイズにもよりますが、1分で読める250文字程度にするとよいでしょう。なぜその会社で働きたいのか無くてはならないのか、自分が応募先企業で貢献できることをそれぞれ100文字程度で書くと分かりやすいです。


■なぜ志望動機欄で悩むのか


志望動機欄について理解ができても、具体的に何を書いたらいいか分からないという方も多いでしょう。この項目では、書くことが出来ない理由を明らかにしていきます。


・何を書いたらいいかわからないから


志望動機欄を書くことができない人は、何を書いたらよいのか分からないという気持ちを持っているのではないでしょうか。こういった人の多くは、応募先の企業のことが分かっておらず、そのため自分のアピールポイントも見つけきれないという状態です。

次の項目でご紹介しますが、この場合は企業の情報を集めてみたり、なぜ志望しているのかを深掘りしてみましょう。

適当に選んだと思っていても、あなたが応募できる企業は他にもあったはずです。その他の企業ではなく、応募先企業を選んだ理由がきっとあるはずです。

・自分の想いをまとめる方法が分かっていない


履歴書の内容は、人にもよりますが度々書くものではないので、書き方が分からないという方も多いのではないでしょうか。次の項目で詳しく解説しますが、そういった方は、例文を読んで書き方を学ぶことをおすすめします。

■書きたいことが浮かばない時の対処方法


・企業の情報をあつめる

転職の場合は、新卒での就職活動と違い、企業研究をしたりインターンをする機会はありません。しかし、自分が何十年もお世話になるかもしれない会社のことですので、ぜひじっくりと調べる時間を持つことをおすすめします。

全ての企業が当てはまるわけではありませんが、今は自社のホームページを持っている企業がほとんどです。その中には、仕事の内容だけでなく、企業の理念や実際に働いている社員の仕事ぶりが紹介されていることもあります。

転職を考えている人にとって必見の情報が詰まっていますので、ぜひホームページを探してみましょう。

・なぜ志望したのかを深掘りしてみる


企業の情報を集めても、志望動機欄の内容が浮かばない場合は、自己理解が足りないのかもしれません。なんとなくやとにかく応募したと思っている場合も、何らかの理由があるはずです。

そんなときにおすすめしたいのは、志望した企業と自分の接点を探すことです。特に会社の理念や自分のスキルと照らし合わせることができるとよいでしょう。

最初は共通点を探すくらいの気持ちで、その共通点を深掘りしてみてください。

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・志望動機欄の書き方の「型」を使って書く


何となく志望動機は分かっているけど、それをどう表現すればいいか分からないという方には、見本を見て、真似してみることをおすすめします。もちろん、そのまま盗用するのはだめですが、書き方を学ぶのはOKです。

以下のような大手転職サイトには、転職時の志望動機の例文が数多く載っていますので、ぜひ目を通してみてください。

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/3010/
https://doda.jp/guide/rireki/douki/

■志望動機に悩まずスムーズに転職を!


この記事では、転職時の志望動機欄の書き方についてお話しました。志望動機欄を考える際の手順は以下の通りです。

・企業の情報をあつめる
・なぜ志望したのかを深掘りしてみる
・志望動機欄の書き方の「型」を使って書く

志望動機欄の内容は、履歴書を書くときだけでなく、面接の際も非常に重要です。さらに、転職が決まった時にも、「なぜこの会社で働きたいのか」、「自分はこの会社にどう貢献したいのか」を理解していることで、働く際のモチベーションにつながります。

このnoteを転職活動の参考にして頂ければ幸いです。

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