【Kindle出版】いずれ順番がくる【遠距離介護】
いつかは自分の番ーー
こんばんは。
カーボです。
今日は辻六道さんの
『突然の遠距離介護体験記』
を紹介します!
けっこうヘビーですが、
誰もが知っておかないと
いけない話です。
◯辻さんとは
50代のサラリーマンの方で、
コチラの介護の話やお父様の葬式のときに
喪主を務めたときの話などを書籍化されています。
◯突然始まった遠距離介護
辻さんはお母様が自宅での転倒による
骨折になったことにより、
いきなり遠距離介護が始まります。
もはや、お母様はご自身のことが
できないので基本的には病院頼り、
施設頼りになります。
そこらへんの細かい苦労や気をつけて
おくべきことが書かれています。
◯施設とのトラブル。老人ホームへ、そして痴呆
お母様の体調悪化で呼び出されたり、
施設への不満が爆発してトラブルに
なったり、一通り経験した結果、
老人ホームへ移住します。
やっと一息つけた…
と思ったのも束の間、
お母様に顕著な痴呆の傾向が
見られるようになります。
記憶の混濁が著しく、もはや
全くお母様を頼ることが
できなくなってしまいます。
◯空き家問題発生。売りたくても売れない
ここで転居して誰も住まなくなっていた
家の空き家問題が発生します。
お母様の意識がしっかりしている間は
当然ここに住んでいたので売りたい
はずもない。
いざ、痴呆になってしまうと
権利者であるお母様が頼りに
ならないため売りたくても
売ることができないのです。
いざ、契約の締結の時に翻意に
されては相手方もコチラ側も
たまったものではないですからね。
これは今日本中のあらゆるところで
発生している空き家問題の
主要な原因の一つではないかと
思いました。
◯全ては順番
よく親戚の葬式のときに話のタネになる
「次は誰だ」みたいな話ではないですが、
老化は誰にでも訪れ、介護問題も
誰もが通り、経験する道です。
いったいどんなことに気をつけ、
どんな問題が起こるのか、
この本で事前に知っておくことは
とても有意義に感じました。
是非、読んでみてください!
ちなみに続編のコチラの本は
「成年後見制度を使って家を売ろうと
したけどやっぱりあきらめた」
話らしいです(まだ未読)
コチラも合わせて読むといいと思います!
では、また明日も良い一日を!
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