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【誹謗中傷】羽生結弦さんの離婚に思うこと

本当に悲しいお話――

こんばんは。
カーボです。

今朝のことですが、羽生結弦選手が離婚を発表されました。
わずか100日程度の結婚期間で、恋愛感情のもつれなどよりも
相手の身を案じてのことがうかがえます。

羽生結弦さんが離婚発表 「お相手に中傷やストーカー行為」とつづる (msn.com)

おそらく、結婚相手の方に対しての誹謗中傷がやまない形で
脅迫など、命の危険も案じてのことの決断でしょう。

注目度が最高の選手であるが故に
生きることが難しく、普通に結婚生活を送ることも
できないとはなんとも悲しい話です。

〇SNSの発達で有名人のコンタクトが容易に

今回の発端にもなっている誹謗中傷やストーカー行為ですが、
SNSの発達により、お相手の方の素性や同行がすぐにわかる
ことになり、悪意をもった人間の行為に歯止めが利きにくく
なっています。

似たような例でいうと福山雅治さんのファンが
同様にお相手の結婚相手にストーカー行為を働いた事件が
思い出されます。

【宮本万里子】福山雅治マンション侵入女は有名ストーカーまりしゃ!?コンシュルジュとの裁判の動向まとめ【顔写真画像有】 (newsmatomedia.com)

羽生さんの場合もこのままいくと類似事件に
発展すると危惧されたのでしょう。

〇民事不介入の前提がキツい

こういう事件が起こると
「警察は何をしていた!?」という話に
なりやすいですが、実際には警察は満足に
動くことはできません。

なぜなら、警察は事件が「起きた後」にしか
動くことができず、「起きる前」は民事不介入の
原則があるからです。

ただでさえ、自分の仕事が忙しい中で
事件が起こる前からSPのように警護することは不可能です。

どうしてもという場合は自前のSPでも
雇うことでしか現実的に守ることが
できないのではないでしょうか。

〇今後も同様の事件がまだまだ起きる

以上のことから、今後も同様の事件が
収まるどころか多発する未来が浮かびます。

最近でいうと宝塚の団員の方への誹謗中傷ですとか、
悪意のある人間が多数いる場合、有名人への
誹謗中傷をやめる行為ははるかに難しいです。

民事不介入の前提は崩すことができないでしょうから
今後も似たような悲劇が繰り返されると予想します。

そして、残念ながらこれの解決策が
「自前でSPを雇う」ことくらいでしか守ることが
できないと思われます。

有名人であれば「海外に移住する」というのは
割と現実的なリスク回避案にはなるかと思いますが、
ちょっと有名になってしまった人に対する誹謗中傷から
救う手立てはなかなかないと思われます。

〇匿名性の可視化しかない!?

現状では非常に難しい未来ですが、
少しでもこういう行為がやむようにSNSの匿名性の可視化
を進めていくのがいいかなと思います。

匿名だと非常に攻撃性が高くなる人が一部います。
(名前を晒してもたまにいるけど)
そういう人に「やめなさい」と言っても聞かないのは
歴史が証明しているので、そういう気にさせないために
ネットでの匿名性をなくす、ということが大事です。

今でもじつは調べればわかってしまうのですが、
意外にわかってない人が犯行に及んでしまいます。

自分の名前が晒されるとわかればおのずと自浄作用
が働くのではないでしょうか。

ともあれ、今回の悲しい事件をきっかけに
誹謗中傷への対策が少しでも進むことを望みます。

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