けんいちさんの『上海ロックダウン日記』は壮絶なドキュメンタリー
こんばんは。
カーボです。
今日は本の紹介です!
けんいちさんの
『上海ロックダウン日記』を
お届けします!
◯けんいちさんとは
中国の上海在住のかたです。
仕事で上海に行ったきり、ずっと
そこで働いてらっしゃいます。
そこらへんの顛末を描いた
人民熊猫日記という漫画も
オススメです!
過去に紹介しています。
◯上海ロックダウンの実情がわかる
日本ではニュースで知って、
「大変だな。ふーん」
という感想くらいでしたが、
やはりそこに在住してる方の
苦労はハンパなく、まさにロックダウンを
本気でやるとこういうことになるんだ、
というのが実感としてわかります。
日本ではとてもできなさそうですが、😅
それも含めて色んなことを考えさせて
くれる体験記です。
実際にロックダウンすると
様々な苦労があることがわかります。
◯たくましい国民性がわかる
中国人というとパワフルなイメージが
ありますが、国民性としてやはり
しぶとくパワフルなエピソードが
随所にあります。
・まとめてマンションのみんなで購入することに
より、裏ルートで物資が届くこと。
・毎日、どこかで脱走したという話が
日常茶飯事で繰り広げられてること。
・受験生の娘のために騒ぎ散らかして
強引に検査の順番を早くさせるおばさん
・コロナの物資不足を見て、早くも
商売を始める人々。
・コロナ禍に乗じてキッチリ私福を
肥やそうとする役人
本当に色んな人たちが様々な思惑で
動いてるなーと感心します。
◯体制と国民性はまた別の話
エンターテイメントだけでなく、
政治の話も考えさせられます。
中国といえば共産党による独裁国家では
ありますが、その中でも中国国民は
たくましくて楽しそう。
その中でも国民は中国という国を愛し、
懸命に生きてるんだなあというのが
とても伝わってきます。
けんいちさんの家族もこのロックダウンで
家族の絆がより深まったことを実感されて
いました。
是非とも、皆さんに読んで頂きたい
作品です!
では、また明日も良い一日を!
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